体験談V心霊の世界
FILE 297【聖域と魔の領域】 

目の前の広大な大地
そこに種をまき
踏まれないようにとラインを引く

すると

そこに境界が生まれます。


四隅を結ぶと枠ができます。
ただの線と同じですので越えるになんら支障はないはずなのに
なんとなく越えてはいけない圧を心に与えます。

それが領域のはじまりです。






その領域には、心でしか視ることのできないものもあります
色で語られる空間
波動で存在する部分
寄り集まるように自然に形成されていく空間
プラスもマイナスも正も負も善も悪も
それぞれに複雑に絡みながら確実にその枠を広げ
時に融合し、あるいは消滅と誕生を繰り返してもいます。

それらの領域は、ある意味エネルギーの集合体のような感じ方もでき
その人の心に共鳴する一番近い波動につながりやすいようになっています。


心の求めに応じた波動を引き出すこともができるのが後天的な不可思議な力です。
それは良い側でも悪い側でもその心に応じて繋がることで、可能となります。


一番分かりやすい例えでいうなら妬みなどによる相手への憎悪の呪い効果!
人の心の中には無数に、いいえ無限と言ってよいほど妬みや憎しみが生まれます
その度に相手にいちいち呪いなど普通はかかりませんが
相手に届くのはその心の発する「念」であることは過去何度も書いております。

念の強さは生まれ持つその人の波動の伝わり方によって
相手に当てる効果の程度が異なります。
元々届かせる力の強い方もいれば、
恨みは強いが飛ばすと言う波動の持ち主ではない場合もあります。

この波動は人それぞれ持って生まれる魂の方向性によりちがいます
自らの持って生まれた波動を知っている人はすくなく
その波動がその人そのものをあらわしていますので
私はお会いする人にまずその人の発している波動を正確にお伝えします。
すると自分の今までの「なぜ自分はこうなるのか・・・」がそこから来ている事を
深く納得なさる方が多いです。


さて、類は友を呼ぶ

心の方向性に共鳴する波動はつながりを持ちます。
思うことが現実になる瞬間!
その時、力を借りていることを人は気がつかないものです
あるいは故意に縁を切望した結果であってもその本質を知らずにいるものです。

その領域は形や姿で表すものではなく
人の感覚では、はかり知ることの出来ない長い時間蓄積され
今尚吸収し続けているそれぞれの流れに心が縁を結んでいるのです。
だからなかなか一度思った負は心から消えないのです。

本当はもう脱却したいのに出来ない・・・どうしても心上がれない。

一度契約したその流れは、なかなかそこから離れようとはさせません。
流れに逆らおうとしても足をとられ思うように岸に向かえないが如く。


逆に転じると こうなります
長い間ししている事なので、なんとなく止められないし
やらないといつもの調子が出ない^^)

と言う心の習慣。

こうして良い方に応用すればどこまでも向上に転じていけるのです。


その時の心の思いをを像f区させるように加担する領域の力を
そのまま人への攻撃に無意識とはいえ使っている人は
確実に肉体に影響が出てきます。
ある意味自らを負のエネルギーを通過させる器として使っているからで
もちろん因果の法により
行いに応じた返りを必然としていただくからです。


問題なのは現代のツールによるその領域の加速
複数の方が同じ怒りや妬みを共有する事で
精神世界に影響をだせるようなエネルギーを作り出してしまうような傾向にあるということです。
いろいろな意味で今の状態からますます脱却しにくくなってしまうかもしれません。




もし
黒い無数の霧の塊が四方八方全てを覆い尽くし
光明など感じる隙も無い状態に思えたとしても

圧倒的にそれを一瞬で打ち消す純粋で綺麗なまぶしい波動が
そのすぐ上を被いつくしていることを知ってください。

そこにアクセスする心は、
その手前の無数に存在する黒くて深い霧の影響をなんら受けません!
たとえ地上からでも常にそこに心を繋げられます。

どれほどそれを阻止しようと曇らせようと包む込んでも
一切動じない心にはそれを感じる事すらない安定を聖域から頂くことになります。
それはつまり心に安定があるからこそであり、
その心に無限にその波動は柱のように通じていることになります。


その状態を継続すると
その無限の光明のさらに深くへ心を広げていこうと感じるようになり
時折浮かぶ雑念や誘惑に、その波動がすぐに見えなくしてしまうかのように
その空間に満ちる強い流れが大切な根本に引き戻そうとしてくれるのです^^)






合掌  浄霊師 神島千尋

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