体験談V心霊の世界
FILE 296【行方不明のお仏壇】 

昨年でしたか、ある家に呼ばれて伺ったのです
小春日和とはまさに、と言う穏やかな朝とは裏腹に
どうしてこんなに・・・
と言うほどの負を受ける相談者家族

不運悲運の連続で明らかに普通では無いと言う状態に
友人知人はじめ、近隣も寄り付かなくなってしまったほど噂の家。
正直その場に入った瞬間からその余波を私も避け切れないほどでした。

お話云々よりもまず浄化しましょう、と言う異例の事態。

いったん場を浄化し鎮めたところでお話をしなければならない事を伝えたのですが
話をすれど複雑に絡んだ過去からの因縁・・・
それでも一つ一つ通していくしかない




お仏壇はあるのですが、自分の家のお仏壇ではなく・・・
自分の家のお仏壇は別の部屋にあると断言したものの
案内していただくと、あるはずのお仏壇はそこにはなく・・・
そうこうしているうちに、遠地の家族、親戚などが尋ねては集まり
呼び合っては増え続け、本題よりも
それぞれの心配事が怒号のように飛び交い始め・・・
肝心のその家の方々は隅に追いやられ



・・・   渇っ!



その構図が引き寄せていることを鬼の形相でねじ伏せさせていただきました。
損してなるものかっ、精神の繰り返しが築いた高い山のさらに上にそれぞれが立ち
そちらの山とこちらのお山の大将戦が生み出したヒズミが
どれだけ苦を生んでいるか。
浮かばれぬ者を生み出した元凶に浮かばれぬ思いが戻されるとき
同じ苦しみの返り一つで終わらず、次に次に乗り移りながら繰り返される事を
切々と訴える数時間。


涙を流しながら聞いてくださる事に、「魔に合う」ではなく「間に合う」安堵。


さて、結果的に名乗っている姓ではないお仏壇に手を合わせている事が招く意味の説明に
深く納得された一族皆様は改めてやり直す決意をお話くださいました。

詳細は書けませんが、日々手をあわせているお仏壇は
諸事情により預かったものだったのですが
それはそれで良いとして
であるならばこそ、通すべき筋もあります。
代々その繰り返しが招いたことでもありました。

ただし誤解がってはいけませんので書いておきますが、
別にお仏壇があるから良くて無いから悪いという事ではありません。
あろうがなかろうが、それはどちらでもよい事です。
まして他人のお仏壇を拝もうが問題もございません。
しかし私はお仏壇に関して必ずお話をさせていただきます。
しなければならない事があるからであり
それを知らぬまま・・・言うなkれば間違ったまま良かれとすることで
そのまま受け継いで行ってしまう事の結果が、相談の事由となるのです。

このお話をする時は仏教の枠を超えます。
浄霊師として伝えるべくは伝えねばなりませんから
そのお役目と意味を文章ではどこにも書かれていないそのつながりを知り、
殆どの方が驚かれます。
そして「これまで何をしていたんだろう自分は・・・」といわれる方が多いです。

それを踏まえて、見える世界と見えない世界のバランスを伝えることで
初めて本当の意味で流れを知ることになります。
これを知り、実行し、会得した方は
人の生まれてくる意味を自然に知ることになります。

つまりこれまでの生き方の「無理」をしなくなるのです。
無理をしなくなるから苦が減ります。


苦が減ればストレスがなくなりますので
穏やかになります。


ローやセカンドで無理に引っ張り続けるか
すべきギアチェンをする事でターニングポイントを逃さないか





いずれにしても時代は常に動きます。



合掌  浄霊師 神島千尋





合掌  浄霊師 神島千尋