体験談V心霊の世界
FILE 290【曰くを鎮める】 
  「お焚き上げ供養」のご依頼を全てお引き受けしていた頃
全国から様々なものが送られてきました。

もちろん無料でしたので何でも送ればよい、と言う流れになるのは自然のこと。
お焚き上げ供養は護摩供も同じですが、場所の許可、護摩壇の製作から搬入
そこに関わる方々への謝礼も含め、かなりの費用がかかることもあり、
現在は相談者さまなどからの依頼に限りお引き受けしております。
それでも、常にお焚き上げ供養の依頼品が所狭しと集まってしまいます。

さて、曰く付きといわれるものも含め、それなりの数が集まると・・・
まあ一つだけでも強いものはもちろんありますが
数が集まればそれなりに影響も大きくなるものです。
お預かりして数日はかなり訴えの強い事が多いのですが
一週間〜10日ほどの浄化とご供養で本当に穏やかになります。
特に障りと言えるものに関しては、しっかりご供養する事で
対極である反対に転じてしまったその反動を本来の流れへ戻すことで
ある意味「鎮める」ことにもなります。

年間通してその繰り返しを浄霊師として私は見てきていますので
ご供養の大切さと深さを本当に感じております。

よく聞く事があります
ご供養って何だと思いますか? と。
ご飯あげてお線香たいて・・・と言う返答が殆ど。

ではご飯やお線香が無かったらどうしますか?

物理的な事には意味があります
その意味を、繋がりにするには心を重ねなければなりません。

心を重ねると言う事を、思っていることをしている事が同じと
考えるならそれは違います。


お会いした多くの方が、その本当の意味を掴んでいます

掴んでもすぐに変わるわけではなく
その結果を経験し始めてきているのです。

しかし、崩れることもございます
ところがその崩れが次へ繋がる大切な崩れである事もあり
この繰り返しの中で、同じ出来事が過去は下降への道であったものが
同じ出来事なはずが、立ち戻っていく、あがって行くために
必須な通り道として緩やかながら上昇していく道に変えて行く結果になります。


たった一つの感覚がそこまで大きく道を変えることこそ
一番大切でシンプルなものなのです。



感謝
供養
浄化
浄霊


言葉などどうでも良くて
それらに共通する本質を
理屈でなく

一人でも多くの人に知って欲しいと


本当に感じております。



頂いたメールです

お手紙で水晶ブレスのお礼をと思っていたのに時間が経ってしまい申し訳ありませんでした。
ブレスを身に付けるようになり、毎日が新たな気付きの毎日です。
毎朝のお参り、掃除を終え、昇る朝日を見つめる日々を過ごす中で、なぜか心が乱れそうになる夜がありました。
いつものように昇る朝日を見つめていた時、気付いたんです
お天道様は全てのものに平等に光りを注いで下さる絶対的な存在。
私が見ているこの世がどんなに深い闇でも光りを注ぐ事が出来るはず。
心が乱れるという事は、意識はこの世にあり、もう一方の世界の光を完全に意識出来ていないという事。
自分の意識が完全に光に委ねた時、涙が溢れ安心感に包まれる気がしたのです。
『もっと自分達を信頼しろ』のメッセージはここに繋がっている気がしたのです。
今までの人生の流れの滞っていた理由も気付きました。
お不動様もご先祖様も、依存ではなく委ね、励み、心から感謝をする者を許し、無条件で包み込む温かさがある事を感じた時。私の心は楽になりました。
心の闇を委ねた時、昇る朝日に涙がこぼれ、ご先祖様に心から感謝する自分自身がいました。
光に完全に目を向けた時、この世の暗闇が闇でなくなる感覚が不思議です。
あの世とこの世に同じ光が降り注ぐ頃、私は一つ成長出来ていればいいなと思います。まだまだこれからです。
約束は守り通します。ありがとうございました。



私が一時でも身を置いた修羅界の快楽と恐怖。麻痺する心と魔に侵されて我を忘れる自分自身。
隔離された部屋の中で過ごした気が狂いそうになる程の苦を味わい。
千尋先生との出会いによって、暗闇が明るくなる感覚を体験出来た事が救いでした。
気付けば、修羅界の扉が開き私を手招きする。人間界の扉も目の前に現れた。
重厚な扉は閉じており簡単に人を寄せ付ける感じではないオーラを発している。
『自分の意志で自分の手で扉を開け』と伝わってくる。
それは、芯をしっかり持って戻れと、言われているようでした。
私は修羅界と決別し、人間界の扉を選びました。私は二つの世界の狭間にいたのですね…。
戻って来れた事が奇跡だと感謝しています。

今日、先生とお会い出来た事はまさに岐路だったと思いました。
救って下さった皆さまに感謝して、いずれは恩返しが出来ればと思ってます。
いつか、負を転換して輝く自分でありたいと思います。
ありがとうございました。






合掌  浄霊師 神島千尋