体験談V 心霊の世界
FILE 97【ある家族を苦しめた念い】(前) 
〜当時者様の許可を頂いての掲載です〜

一通のメールが届いた
どこの誰かも分からないそのメールには
過去から今に至るまでの苦しみが詰まっていた
家族皆に次々に起こる不運な数々は文章だけでも尋常では無いと感じるが
霊能者では無い事と匿名ではどうにもならない事を返信した
しかしその状況のすさまじさからもし写真があれば送ってくださいと最後に付け加えた
本来であれば、信頼できる方を自分で探してお願いしてみてくださいと言いますし
急を要する場合は宗さんや神島さんに連絡するよう進めるのですが
今回なぜか私にお願いしたいとの事(後にその意味が分かる)
返信に添付された数枚の写真を視た瞬間、沢山みてきた私でも背筋が凍るような
一枚があった。
携帯のカメラで撮った荒く少しボヤケぎみの画像にもかかわらず、その存在は
これでもか!と言わんばかりにはっきり意思を示していた。
実はよほどの事が無い限りしないのだが、霊能者の宗優子さんに
部屋の写真を1枚送った
「これは怖いわ〜」と返信が来た。

関西某県に住む4人家族、メールを送ったのは長女の「さちこさん」(仮名)
家族皆体調悪化の繰り返し・皆同じ夢を見る・数々の不運・物事のトラブル等々
特にさちこさんは長期にわたり(8年)外出も出来ないほどだったと言う
「もう限界です」と書いたさちこさんの文字に、長い苦しみが伝わった
さちこさんの兄弟も親も、さちこさんを助けようと幾度も行動を起こそうとしたが
その度にまるで阻むように動けなくなり寝込む状態の繰り返し
すぐに行く事を決意し、お互いの都合の合う日と言う事で行く日を決め
その日までの対処方をメールで伝えた。

晴れ渡った穏やかな日、日輪が綺麗に輝いており車中手を合わせ現地に入った
さちこさん宅に入りご家族皆様と顔をあわせ、お仏壇にご挨拶させていただく。
そしてすぐに原因の一つが現れた
やはりご先祖様のご供養が大切であると言う事
(それについての詳細はここでは控えさせていただきます)

ご家族皆様からそれぞれが体験した沢山の話を聞きこちらも色々と話をした後
家の中を一通り視させて頂いた
メールを送ったさちこさんのお部屋に入るとすぐに隠れた存在が一つ
その後家の中全てまわったが、とにかく流れが悪い
通りが悪いと良い気は入らず、悪い気は溜まる
人の夢の中から悪い夢は素通りし良い夢だけを止めるくもの巣状の
ドリームキャッチ(キャッチャー)と言うアイテムはあるが逆はキツイものがある。
最初に視た霊はある部屋の隅のオーディオの裏側にまるで隠れるように存在を消した
それを伝えるとさちこさんは目を丸くし
「そう・・・そこの場所色々起きるんです・・」と言った。

問題の写真だが、
部屋のドア全体を覆うほどの大きな顔がストレートに写りこんでいた
そしてそのドアの前でしばらく視たが気配は無かった
しかしその場のよどみは強く、空間が重い・・・

さちこさんは透き通るような純粋な魂を持っている
良い影響はしみこむように吸収していく事ができるはずですし、輝く事も出来る
しかし例えば大きなショックがあると逆に悪い影響も大きく受けてしまうだろう
写真に写ったあまりにも大きなその男性の顔についてはあえてご家族には言わない事にした。
そして家を含めご家族皆様のお祓いをする事を伝える

家の中にひしめき溜まる邪気・負のエネルギーを一掃するため、結界をはり
追い出し浄化し室内を清め経香をたく
特にオーディオのある部屋は、念入に祓い清めそこから出入り出来ないようにする
そしてご家族に長い間溜まりこんだ、そして自ら溜め込んだ悪い気の浄化を1人ずつはじめた

  〜bX8に続く〜