体験談V 心霊の世界
FILE 87【観世音菩薩】 
昨年のある日、学生の頃の後輩の女性が尋ねてきた
じつに20年ぶりだが当時と変わらぬ笑顔だった
お茶を飲みながら色々と懐かしい話をしているうちに
その後襲われた不運な出来事等を聞く事になった。
しかし彼女の持っている雰囲気はとても良い物で
本来であれば負に引き込まれてもおかしくは無い中で
どこから来るのかと思わせる程の包むようなやさしいオーラを感じ
「観音様好きでしょう」と聞くと
「あ、大好きです」と躊躇なく答える彼女
彼女の話には迷いがなく、疑う事なく自分の道を進んでいる
「お年寄りを見ると抱きしめたくなっちゃうんです」と笑った
苦に流される事無く、誰にも優しい気持ちで接する彼女の中に
観音様の強い守護を感じた。

彼女に会う少し前、プライベートで宗さん・神島さんが長野に来た時
色々な話のなかで観音様の話をした事を思い出した
浄霊師・神島千尋
同行したMZスタッフ順君 撮影
「神島さんは菩薩様の絵をあっという間に描くのよ」と宗さん
そう言えば以前筆で描かれた菩薩様画を見た事がある
何とも柔らかい曲線の観音菩薩画であったのを記憶している

そうそう、フジテレビ本当にあったこわい話の中で宗さんが子供達に
「”のんのん”と言いなさい」と言っていたが観音様の事である
世の音を観じ救済する言う事からもその意味が分かる。

旧ミステリーゾーンで何話だったか・・・長野(篠ノ井)の
とある民家のお風呂の窓に現れた観音様の話を書いた事がある
その家は全国的に有名になり、今でも観光バスが訪れている
私はそこが好きで、もう何度行った事か
その後立派な祠を建てたがその際地中から出てきた不思議な
球状の石も一緒に祀られている。
その祠の壁に手を近付け一周すると電気が流れるような痺れに襲われる
そして周り終わった後手を光にかざすと手に金粉が出る人がいる
私も金粉は出ますが、それよりもその痺れ感が何とも心地よいのである。
時々弾かれる程強い事もある。
長野に来る事がある方は是非探して一度行って見ると良いでしょう

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全ての人に救いの手を差し伸べる仏尊である観世音菩薩は六道を
それぞれの姿に変化し苦しむ人を救う
それを六観音と言うが、日本では真言宗と天台宗で解釈が違う為
一つ増えて七観音となる
三十三箇所観音霊場めぐりもこの七観音が祀られている
余談ですが、子を抱く観音様のイメージもあるように子宝・安産祈願を
お願いする場合は准胝観音(じゅんていかんのん)である
清らかで深い母性を象徴する観音様で、東洋のマリア様とも言われます。
観世音菩薩の慈悲深さを表現したのがきっと子を抱く母の姿なのでしょう。