体験談V 心霊の世界
FILE 252【トンネル〜後編】 

ザッザッ ザッザッ 
ザッザッ ザッザッ





まるで大勢が整列して歩いているような音が
囲まれた境内に響き渡るほどはっきり聞こえていました。




これだけの数の霊がいっきに現れたら、ちょっと厳しいな〜・・・と感じながら
境内の入り口に向かい近寄ってくるように響きわたる足音の隊列。


入り口の灯篭の手前まで行ってみるとその音は突然止みました。
そして姿はどこにもなく、気配も消えたのです。


そして変わりに、最初に出迎えたご霊さまがまた現れ動くはじめたのです。
黒い服装の男性です。

水場から灯篭へと走るような速さで移動している瞬間をカメラで追い切ったのです。
よし、完璧にレンズで捉えた、と確信できたのです。
しかし、レンズ越しでは姿ではなくオーブとして写っていたのです。
どうしても姿で捉えたかったのですが、その時の条件
(存在の意志や存在方法、そして地域やその場の気、気象なども関係します)
によりますので致し方ないかと^^;




その写真がこれです↓



のこ写真を撮影した次の瞬間、また始まったのです、足音が。
今度は後ろから・・・
しかし、今度は離れていくように音が小さくなっていきました。

ザッ ザッ  ザッ  ザッ    ・・・・・

社の後ろの山を登るように次第に小さくなり、
そして静寂が戻った境内には、ただ闇がひろがるばかりでした。

男性の霊能者さんが後ろからぽつりと
「兵士の悲劇の絵が、ありましたよ」  と。

戦争とは人の殺し合いです。
その心に残る苦しさはどちらにも深く、のこるはずです。
それをほぐすには、あまりに大きな光が必要となります。

先祖供養
お盆に行われる行事やお祭り
盆踊りもそう
本来の意味をちょっと意識なさると
ふるさとにいる時間が少しいつもと違う感覚ですごす事ができるかもしれません。


さて、その地を後にする時まで黒服の男性はつかず離れずの距離で同行していたようです。
車に乗る時、道路脇の川向こうに整地されている植木の中に姿が消えて行きました。
そこも撮らせていただきましたが、最後までレンズ越しにはオーブのままでした。




私の撮影したこれ以外の写真にオーブは一切写っておりません




最後にもう一枚

闇に光る顔・・・





合掌 浄霊師 神島千尋