体験談V 心霊の世界
FILE 228【霊魂】 

人の世界に残ってしまう霊魂とは
残る理由があって体を失ってなお人としての感覚で
この世界にいます。
その思いに囚われていると同じ状態である事が多いです。
であれば、その思いが遂げられれば良いと言う事になりますが
ここで一つ問題がでてきます
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お写真は本文と関係ありません^^




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一つの事例でお話します

どうしても欲を満たしたい、満足を得たいと言う
気持ちが強すぎていまだにそれを成しえようとするご霊さまがいました。
生前は先生と呼ばれる立場だったのですが
名誉欲といいましょうか、自分がとっても偉い立場であるべきで
待遇も付き合いも、いかに自分を持ち上げるかで
相手を選び時には人をとことん苦しめもしていたようです。
そこに快感を感じて、常にその優越感に浸っていたいと
その欲は満たされずにもっともっと・・・・
人としての生を終えても完全に囚われてしまった欲は
止まる事を知りません。
同じような感覚を持つ人の波長に寄っては
自分の意を重ね満足を得ようとしていたのでしょう
自分の肉体ではありませんのでいくらあがいても
満足できずに欲心は募るばかり・・・

浄霊に8時間以上かかった事もございます。

霊の浄化をする前に、
まず今を生きる人の心を浄化しなければならないからです。
それが無ければ本人は無意識でしょうが、ある意味
互いの腐れ縁を断ち切ることが出来ないのです。
良いように利用されている事も無きにしも非ず。
まず自分が自分の心に決意を持たねば何もはじまりません。

今を生きる人の心と体のつながりはとても強いもので
それがどう言う事かをほとんどの方が理解していません。
それを知る事でどうして不調になるのかが分かります。
自分以外の意志の影響を受けているとするなら
まず自分がどう生きているのかを知る事が大切です。


最大のピンチに陥った時
誰もが何とかその場を切り抜けたり乗りきったり
ひとそれぞれ出来る限りを尽くしますよね^^)
正直に打ち明けて助けを頂いたり
あくまで今は経過として一人で背負ってしまったり
問題が大きくなりすぎるために、あるいは
時期として今明かせない事情があり
その場を嘘でしのぎ帳尻を合わせたり。
良い悪いではなく時には嘘が必要なこともあります。

様々なケースがありますが、人の感覚のままの霊も多く
その場を切り抜けようとする事があります。
時にはその気迫がなかなかすごい事があります^^)
そもそも成仏せずにいてしまう理由が無念である場合
それを晴らすべくそれはそれはあらゆる方法で発します。
こうすると良いですよの、その一言に激怒して抵抗を現すことなど
よくあることです。
時折、稀ですが同席していた方にストレートに影響が出てしまう事もあります。
(すぐに浄化しますし、まあ基本的にそうならぬように
事前にしっかり受け皿を作りますけど^^)
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水溜りで跳ねて遊んで服が泥で汚れたとして
洗濯をすれば綺麗になります。
乾いた服を着て、また水溜りで跳ねれば同じ事です。
洗濯は何度でも出来ます。
でも、いつか生地はほつれてくるものです。
好きな服だったとして、
もっと大切にすればよかったとその時感じます。
同じものを探してもそのときにはもう無いのです。

それをするにふさわしい時に別の事で振り回されてしまうと
チャンスを逃すことになります。
人生は時間です^^
一瞬一瞬先へ進む事が時の流れで
後に戻っている人はいません。

これから先どうするかに気持ちを転じると
流れがみえてくるものです。

さておまけの一枚

心霊写真でしょうか? と言うことですが
違います^^)  実際に子供が覗いている写真です



合掌 
浄霊師 神島千尋