体験談V 心霊の世界 FILE 210【地縛】 |
|
苦しさや我慢が積み重なり危険な状態になると 自己防衛反応として、感じないようにする働きが生まれます。 これは人間の凄い所であり怖い機能でもありますが やっている姿勢ですが心ここにあらず うなずいているが反応しているだけであったり。 本来優しい光を発している心が、全てを悪く感じる状態に反転してしまいます。 他人を押しのけてでも自分の欲を満たすためにだけ心が働くようになり この状態で体を失うとどうなるでしょう 満たされない心だけが残る事になります 体を持つ人が生きる場所、それがこの世界です 心と言う何にも拘束されない魂が住む所ではないのです。 ですが囚われた心はそうは思いません 人の住むこの世界、この地から離れられないで残ってしまいます。 心は人として生きていた時のままですから。 体を持っていれば、物理的に改善する動きをする事が可能です それが欲であっても、欲する物を手に入れる事で一時でも満たされますから。 しかし肉体がなければ、一切改善する事ができません。 人の言葉で「未成仏」と言われる霊は、理由は違えど全てこの状態にあります。 つまり、広い見方をすると未成仏の魂は全て人の地から離れられない 地縛霊と言う事になります。 満たされない思いを叫びながら満たそうとしている訳ですから 同じような思いに心囚われている人がいればワッと群がります。 共感できない人よりは、共感できる人と一緒にいたいですよね 体があるか無いかの違いだけで、心はそのままですから。 これら、この世に残る無念の存在である魂を、説得し浄化し 本来行くべき世界、戻るべき世界、進むべき世界への道を示すのが 浄霊のお仕事の一つです。 なぜ道を示すと表現するかと言いますと、人は生きてきた人生により 道のりが違うのです。 短い方もいれば、途方もなく長い事もありますがここは端折ります。 そして同時に欠かせないと、私は強く感じている事があります それは、今を生きる人の心の解放。 これをしていかなければ、根本的な解決に結びついて来ないのです。 私は不動明王を本尊として自宅や相談室に 祀らせていただいております。 ご縁いただいたお寺の本尊がお不動様でしたので自然にそうなりましたが しかしその造形が大切なのではなく、そこから繋がる世界が大切と感じます。 日々のお勤めにて、いつも現れる多数の光の導きを感じる度に 本当に大切にしなければならない心のあり方を いつもそこから学ばせていただきます。 相談者さま宅のお仏壇の前に座らせていただくとき その家の、そのご家族さまに繋がる方々や光の導きが現れる時 せっかくこんなに綺麗な光が導いてくれているのに・・・ と、良い環境(心の環境のこと)なのに生かしていない事を もったいなく感じる事が多いです。 どうすれば視えるようになるか、感じる事ができるかを お会いした方にその場でいつもお話させていただきます。 察しの早い方は、お話しの最中に感じはじめる方もいます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 肉体的な痛みや苦痛は、心の苦痛と同時に浄化する事が大切です。 それを体感してもらう事は、意識を変える良いショックとなります。 そこからどこまで自らの心を上げていかれるかは その後のご自身の努力と継続^^) 合掌 浄霊師 神島千尋 |