体験談V 心霊の世界
FILE 202【自分の霊感】 
物質化していたり、現象として
起こる事は見聞きできますが
霊を目で見ようとしても見えません。
感覚として捉え、それを内側で映像化
(と言う表現でしか説明できませんが)
する事で「視る」事は出来ます。
これは訓練によってある程度は可能と思います。
ですが、後天的に視る訓練をした場合
それを持続する事は中々至難の業だと思います。
必ず摂理としてのバランスを求められるからです。




霊を視たり感じたりすると、そこだけに集中して行くようになります
人の感覚の中で一部分だけを必要以上に伸ばしていくとバランスを崩します。
必要に応じて、全てのスキルを上げていかないと必ず歪みが生じてきます。
例えば仏道で言うならば、慈悲であったり慈愛と言う心
「道心、慈悲の極みとして悪事を己に好事を他に」
この言葉を私は常に心に置いております。

志し半ばで何かに執着してしまったり、言葉使いが変わっていってしまったり
時には、自らを宇宙の根本神であると発する事もあるかもしれません。
そこに集団が出来ると、ある力が生まれます
肉体を持つ人と、同調する体を持たずにこの世界に残る存在が
それぞれ引き合うからです。
まあそれについてはいずれ機会があればお話するとして・・・

霊感とはそもそも誰もが持つ内なる感覚です。
それを日常の中で
意識的であれ無意識であれ誰でも使っているのですが、
比率としてそこを判断の基準として重きを置いているかとなると
殆どの場合、軽い比率となるでしょう。

霊感としてあまり意識していないものを一つ例にあげます。
お仕事でも日常生活の中でも、ふと思い浮かぶ言葉がありませんか?
シーンでも同じことです。
行き詰まり、何か良いアイデアが無いか悩んでいる時
ふと浮かぶアイデアや、いくつか浮かんだ案の中から
解決策にたどり着いたり、
また、最近あの人どうしてるかななどと突然旧友を思い出したり
そう言えば最近お墓参りしていないな・・・などと
仕事中ふと思い浮かべたりなど。

たいていは自分で考えた事や自分で思いついた事と感じると思います。
すると、結果は自分の成果と感じたり、偶然と捉えます。

お墓まいりとして浮かぶイメージを、
「少し忘れている事は無いですか?」と問われていると感じるとどうでしょうか?

その企画の為に、一生懸命考えている自分に、
「こうするとうまく解決できますよ」 と
右後ろ後頭下部辺りにヒントを届けてくれた方がいるとしたらどう感じますか?
するとそれらは偶然ではなくなります。
これまで、本当なら感謝すべき事にあぐらをかいていた事を
いくつか気が付くかもしれません。

人の気持ちは霊的な感覚そのものなのです。
嫌だと思いながら持つものは嫌な物になりますし傷みも早いです。
ローンが終わった頃から、車の故障が多くなった経験があるとしたら
それまで、まだ支払いもあるので、壊れないように、
事故をしないように気をつけていた気持ちの切れが作用したと感ずれば
自らの霊的な影響が原因の一つとなり得ます。

私はそう思っております。
そうとしか思えない出来事ばかりのお仕事をして、生きておりますから^^
そして必要な物は、必要な時に必要な分だけ巡る事を理解しました。
物事のバランスは必ず訪れる事を。

人を傷つければ、その分だけ必ず返ってきます
自分のキツイ状況の時に。
願った事は、その通りになります、願った分だけ。

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以前も書いたような気がしますが
お仕事が少なくなった とあるタレントさんがいました。
どうぞ今日こそテレビ局から連絡入りますようにと
願っても願っても仕事は減る一方。
そんな業界なのでしょうから仕方ない部分もあるのでしょう。
ついに、一切の仕事が無くなり、ある朝正座をして
どうぞ私の願いをかなえてください
一つで良いから連絡が入りますように。 と。

それが通じたのか、その日の午後あるテレビ局から
仕事依頼の連絡が入ったのです。
喜びすぐに出演okの返事をしたのです。
ですが、オファーだけで終わりました。
企画段階だったようで、会議で通らなかったとの事ですが
”実はこの方の願いは叶っている”のです。
局から連絡がありますようにと願っているのですから。
つまり、意識の中では連絡があると言う事は
当然仕事までこぎつけると言う感覚だったのでしょう。

明確にイメージする事がとても大切なのです。
そして、忘れてはいけないのはそこに感謝する事。
それもバランスなのです。

崩れたバランスは、気力や強引さで引っ張れても
いずれ持たなくなります。
一気に引っ張り上げれば必要以上に頂けもしますが
戻そうと思った時、初めて伸びてしまったたるみに気が付くのです。
無理せずバランスよく持ち上げれば
ちゃんと結果も出るようになっているものです。

それをうまく活用するセンスもまた霊感です。



合掌

浄霊師 神島千尋