体験談V 心霊の世界
FILE 190【悪霊です!】 
まだ紅葉が始まったばかりの頃
車で2時間ほどの相談者さまのところへ行った時の話です。

そこでお二方相談を受けたのですが、二人目の方とのお話の中で
その方がお稲荷様へお参りしているとの話を聞きました。
そのお稲荷様は、参拝される事も殆どなく
相談者さまが行った時は人の背丈ほど草が伸び、
とても人が入れる状態になかったとの事。
ご友人と一緒に草を取り除き、何とか参拝できる状態にしたそうです。

相談終了後、近くだと言うので参拝しに行く事にしました。
相談者さまと紹介者さまと私の3人でお参りしたのですが・・・

なんでしょう・・・・お稲荷様のお社を中心に
右半分が朽ちている状態なのです。
あからさまに左右では
ビフォーアフター的な状態なのです。
社も右側は壊れていたり崩れかけていたり、
また右側の針葉樹は枯れています。
左は社もしっかりしていて木も生き生きしています。

稲荷神へご挨拶をし、流れを視る為にそこに座し繋がってみたのですが
足元と右上に居座る存在がいる事が分かり、お二方に
まず足元を指差し説明、その後、一度鳥居を出て右側へ移動し
囲いの外側上を指さしここにいますとお話しました。


私が座している時、私の後ろ(鳥居の外側にいた2人)から相談者さまが
撮影していたのですが、「あれ?撮影できない、撮れない」としきりに口にしていました。
電源が落ちたり、バッテリー切れ表示が出たりしていたそうで^^;
まあ、心霊番組でもそうですが、良くある事です。
結局その後、フラッシュ撮影で何枚も撮る事ができましたが。

私が指した所のお写真です。
神島千尋霊視
高照度のモニターでないと↓(オーブ)見えないかもしれません、あしからず


さて、3人でこの場を後にしたのですが、私達の後ろを少し離れて
男性の霊が付いてきました。
駄目ですよとお話しても付いてくるので、お二人先に行って頂き、
聞かぬなら追い払う意で向かうとすぐに消えました
(消えると言うのは説明上分かりやすい例えとして使っただけで、本意は違います)
浄霊すれば良いではないか、と言われますが、
成仏しないご霊さまは、自ら成仏できない理由がある事もありますし
成仏へ向えない事もあります。
そして、許されない事も時にはあるとだけ申しておきます。
ただ言葉の通りにとってしまうと、狭い判断となってしまいますので
あやるゆ方向から柔軟に捉えて読んでいただけたらな〜と、いつも思っております。

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さて、本題に入ります。
これは悪霊です」と言われた時、文字通り悪い霊と刻んでしまうと
自分にとって悪い事の原因はすべてそこにあるとしてしまいます。
一枚の心霊写真があるとして、
一人の霊能者は悪霊と言い
もう一人の霊能者はあなたを守っている霊です と言ったら

あなたはどちらを信じますか?

実はどちらの霊能者も本当の事を言っているのです。

その意味はご自分でお考え頂きたいのです
それを理解すると、真を見抜く事が出来るようになりますし
暗示にかからない心、穏やかで動じる事のない不動心を持つことが出来ます。

なぜこんな話をするかと申しますと・・・・
霊感のある人にこう言われた、霊的な関係の方にこう言われた
言われたままの状態で、不安だけが残り、その状態が呪縛として逃れられない人が多いからです
お仏壇を購入しろと言われ、日々手を合わせているが、現状は一向に変わらない。
よく分からないお札みたいなものを壁や玄関に貼るように言われ張ってから何年も経つが・・・・
これを持りあるきなさいと人の形をしたものを持っているが・・・・いったいこれは何でしょうか?
身代わり札を頂きましたが、いつまで持っていれば良いのでしょうか? 等々

今その場だけの解決は、その時だけの事で、その先どう生きて行けば良いのかと言う事を
どうしてお話にならないのでしょうか?
今の結果には、原因があります
その原因があって今の状態になっているのであれば、次の結果を良くしていく為の方向を
意識できるようにするのが、魂の世界を語る人の道と私は思います。
一つの方向を定め、それまでの迷路を完全に払拭し、1年ごとに一つずつ花開き
その結果が満開となるまでに10年かかるのです。

合掌
浄霊師 神島千尋