体験談V 心霊の世界
FILE 188【目と心は一緒】 
浮かばれぬ思い
どうしても伝えたい思い
ただ気が付いて欲しい一念
どうすれば良いのか分からずたたずむ思い
動こうにも動けない事情
ここから動いたら自分がなくなってしまうのではないか
神事に携わっていたご霊
権力や力を持っていたご霊
人の世界でトップにいたご霊
導く仕事をしていた事のあるご霊
それぞれ違う波動で同じ空間に混在しています
互いに認識している事もしていない事もありながら。




人は、生まれてから今に至るまで
肌で感じ耳で聞き目で見た事を積み重ねる事で自分の秤を頭の中に持ちます
一瞬一瞬の今を、これまでに作り上げた自分の秤にかけて物事を判断しています。

その秤の目盛りを敏感にするのも曖昧にするのも、自分なのです。
必ずしも正確が良いかと言えば、そうでもありません
常に曖昧が良いかと言うとそうでもありません
この世界の目に見えるだけの事であれば、表向きの話しで全て済むでしょう

割り切った考えで動いているとしても、常に悩み葛藤します
それは心が一緒に存在しているからです
私はいつも言います、そんなの当たり前だと思うと思いますが・・・と。

では本当に心と体が一緒に存在していると考えて行動していますか?
心に反して動く事
秤を始から意図的にずらして解釈する事
それを繰り返すうちに、本当は良くないと分かっていながら
その感覚を麻痺させている事が多くないですか?
私はそうでしたよ、その頃毎日毎日苦しい事ばかり巡っていました

表裏一体とは何でしょう?
今生きていて、目で見て手で物を触っている今の自分が表だと思っていますか?

体と心が一つで、今の自分と言う個を成している事を、意識すると
表裏の概念はなくなります。
どちらも表となるからです
つまり、口に出す言葉も、頭の中で考える事も、どちらも同じ事になるのです
すると 「分からなければ大丈夫」 は成り立たなくなります

私はこれを、身をもって散々経験してきましたよ^^
これを理解すると、悩みの多くは解決できます
霊的な影響を受けやすいのもここに起因する事が多いです。

人は言葉を耳で聞いて意志を伝達します
魂は心の声を波動として聴いています
どちらも同じ時の中で一緒に動いているのです。
目で見える今を良い流れにしたいのであれば
心で見える今も大切にされると良いと思います。



合掌
浄霊師 神島千尋