体験談V 心霊の世界
FILE 177【参拝後の不調】 

神社やお寺にお参りした後から調子を崩す人がいます。
相談者さまでも、どこどこのお寺へ参拝に行った後から良くない事が続いていたり
旅行先で有名な神社に参拝したのですが、それから調子を崩しているなど
と言う事を言われる方がいます。
確かにお参りしてから長く引きずるような負の影響を受ける事もあるでしょうが
お寺や神社が根源となっているわけではありません。
そのほとんどが、それ前から負を背負っているのです。
そこに目を向ける事無く、神頼みをしたところで叶うはずもなく
結果的に、元々足を引っ張ると言うと失礼な言い方ですが
さらに強く首を絞められる結果になってしまったり、苦しさが増す事もあります。
生きている私たちも必死であれば、時にはそちらさまも必死なのです。

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とあるお寺の境内で撮った写真です(本文とは関係ありません)

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神社仏閣には、それぞれに宿る神仏さまが祀られています
そして、境内にはその神仏さまの気が満ちております。
ですので山門や鳥居をくぐった瞬間から空気が変わります。
ぎぼしや丸い柱などは仕切りを意味しそこから空間が違うからです。
その気を感じながらその中を一歩一歩歩くごとに
自らの浄化ともなりますし心の傷も癒えますし心身の気が満ちるイメージを
頂く事が大切です。
そこで手を合わせられる事に感謝ですし、その空間にいる事で気に触れられる事が
ありがたい事でもあります。
そう言う場を保つために、住職さんや僧侶は厳しい戒律の中で日々勤行し清掃し
仏様のご供養をする事で参拝者さまの幸せ、人々の幸せ、
そして有縁無縁全てのご霊さまのご供養をしているのです。

さて、成仏されないご霊さまの中には分かっていて居座っている事があります。
人にしがみ付き、その人を介して自らの欲を満足させている状態ですが
その人は無意識のうちに、その霊の思う行動をさせられてしまうようになります。
その状態が長ければ長いほど、取り入られますし症状は悪化していきます。
そこには、影響を受けている人がそれを良しとしてしまう惰性の意識が大きく左右します。
お参りすれば何とかなるかもしれない、運が良くなるかもしれないと参拝するも
それを拒む霊の強い抵抗に合うとその後の虚脱感は大きくなります。
もう二度とそこへ向かわせまいとする霊がいれば、日常生活すら
ままならなくなる事すらあるでしょう。

霊も魂なら自らも魂なのです
自分の魂の輝きを感じた事がありますか?
今生きている事とはどう言う事なのか
そう言う心で感じる世界に
少し意識を向ける事の大切さを感じて欲しいと思うのです