体験談V 心霊の世界
FILE 165【小さな御霊】 

ご供養させていただくなかで、幼子さまや水子さまがいらっしゃる事があります。
純粋な光で現れる事が多く、動きとすれば殆どの場合
どこにもいらっしゃるお子様と同様と思っていただいて良いです。

小さな御霊さまの場合導いてくださるご霊さまがいらっしゃいますが
ですがどうして良いか分からずに母親から離れないでいる事もあります。

様々な事情もございますので、一概にこれで大丈夫と言う事は言えませんが
思いを馳せ心を通わせその想いを届ける事が何よりの供養となります。
そして忘れてはいけないのは、そこだけ・ここだけ・その人だけではなく
繋がる全てに同じ思いを巡らせる事が大切なのですね
その瞬間にいただける心の安らぎは大きな幸福であり
そこにまた感謝の念が生まれるのです。
自分を責めても・人を憎んでも・そこに心の安定は巡ってきません。
負の連鎖を蒔いているだけです。
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十代の女性の浄霊をさせて頂いた時の事。
お会いした時から傍らに寄り添う小さなご霊さまがおり
「離れない小さな御霊がいらっしゃいますよ」と伝えると驚いた顔で、そして突然泣き出した
これまで手を合わせる事もなかったと言う。

観音様のお力をお借りし浄霊をさせていただいたのですが
離れたくないと言うよりは驚いてしまったのでしょう
未成仏が私に寄る事はあまりありませんが、
なんと私の中に飛び込んで来てしまいました。
参りました^^、小さな御霊の鼓動がそのまま伝わって来ました。


何年もの長い間こちらの世界にいたのでしょう、人の言葉で説明するなら
嫌だ嫌だと逃げ回るとでも言いましょうか・・・
別にいじめている訳ではありませんよ。

ですが私も苦しいので、とりあえず出て頂きましたが
その時の想念は
見ている瞬間に焚いていた香を
バナナのように曲げてしまい
それを見ていた相談者と付き添いのお二方は
ただ唖然としておりました
なぜこうなるのかを説明すると納得しておられました。
その後合掌していただき
想いを届けるべくお唱えさせていただきました。
ぽろぽろとこぼれた涙が光となり双方の道を照らしてくれるでしょう。

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例えば頂き物をお仏壇に一度お供えする時、それがお菓子や甘いものであったならば
小さな御霊さまにも「どうと食べてね」と心の中で良いですので伝えてあげてください。
そしてご自分のご先祖様の中には必ず幼くしてなくなられたご霊さまもいらっしゃいます
みんなでどうぞと言う気持ちも忘れずに!
本当に食べる訳ではなく
(食べる方もいらっしゃいますが)
そうして心を向けてあげる事が供養になるのです。