体験談V 心霊の世界
FILE 161【前世/守護霊】 
私はお会いする方にはじめにこう言います
「私は霊能者ではなく浄霊師です
 前世がどこの誰で、守護霊さまはどなたですと言う事は申しません」と。
ある時、とある相談者様とのお話の中で右後ろに頻繁に現れたご霊さまがおりました。
お着物と特徴のある帯でしたので、その色と柄をお話すると
亡くなったおばあさまの帯がまさにそれであるとの事。
相談者さま本人も身近にいるのではないかと長年思っていたそうです。
守護霊と言うよりも家内を心配されている事、そして本当の意味で
ご供養をされる事をお話させていただきました。


本文とは関係ありませんがお写真を一つ
職場関係のトラブルでしょうか・・・
あまりに気になったので
一枚撮りましたが(無人の車です)
運転席を包むもの分かりますか?(女性です)
この車の運転手、日ごろさぞきつい事と
思います。
暑い日でも寒気止まらないかも
しれません。


さて話は戻りますが
それでも殆どの方が「守護霊はどんな方なのでしょうか?」と尋ねて来ます。
ですので、その方を心配されているご霊さま・一緒に来られている霊、
その方の周りに現れる霊、またその時々の話に関わるご霊さまが突如その空間を歪めるように
表れる事がございますので、それらの時々に応じて、その方への影響も含めお話させていただきます。
同時に形式だけではないご供養の大切さも一緒にお話しなければなりません。
法要ですとか何か特別な事を想像される方が多いようですが
日々の心持一つでご供養の意味は大きく変わるものです。
結果的にいつもと同じ身の回りでも空気が変わったり澄んで見えたり
自分と関わる周りの流れがスムーズに感じたりするものです。
誰かが、何かがそうしていると言うよりは、自分の心がそう捉えるように
動いていると思うと、気持ち一つで物事の捉え方が変わり
それにより結果も違ってくる事を体験するはずです。

過去に様々な所で霊視をしている方も多く、
[○○が私の守護霊と言われています]とか
[こう言う方が守っていると言われた事がある]とお話くださる方も多いです。
それにより心の安定が生まれ、守護霊がいつも隣にいる訳ではなく、
その世界といつもつながりを意識でき、全ての行いもその中での出来事として
起こっており、そこで生かされている。
そう自分の中で実感するきっかけとなるのであればそれは良い事と思います。

前世も守護霊も特定しなければ気がすまないと思うより
「多くのご霊様が守って下さっていると言う心を持つ事」を大切に感じます。
逆に考えて見ると分かります。
なぜ私は自分の前世を知らないのか
なぜ私は自分を守ってくれる霊を知らないのか。
自分の前世を知らずに、自分を守ってくれている霊を知らずに
ではこれまで不都合がございましたか?
運のある無いの話ではございません。
「今生きている事、それ自体幸せな事なのです」
それを忘れ前世を知りたいと言われる方、言われた前世が本当にそうだと思いますか?
判断基準を考えるとどこに基点を置いているかすぐに答えが出ます。


服・家・食べ物。

今の生活の中でこの中のどれか一つが完全に存在しなくなったらと考えた時
はじめて不便を意識するのです。
当たり前な事に意識動かず、逆にもっと良いものをと心は動きます。

守護霊と言う言葉は広く世に知れ渡っている言葉ですし私ももちろん使いますが
「誰々である」と言われるとその方だけしか頭に浮かばなくなりますが
ご先祖様も縁ある方も皆様霊界から見守って下さっていると思える心が大切です
苦しい状況を改善してくれるのが守護霊ではありません。
「こんなに苦しいのになぜ助けてくれないんだ・・・」と言ったから
助けてくれる訳でもありません。
そもそもそうなる前に善への働きかけはしてくれていたはずです。
見守ってくださっていると言う事は心を守護してくださっていると言う事です。

敬うべき心を持ち、思いやる心が別の形として返りそこに輪が出来ます
しっかり繋がる輪に魔は差し入る術はありません。
その繋がりを結ぶも 断ち切るも自分なのです。