体験談V 心霊の世界
FILE 157【護摩供大祭/ご報告 
平成20年5月18日
長野県東御市御牧原にて、護摩供大祭を行いました
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前日17日午後、宗優子神島剣二郎両師が佐久入りし
そのまま現地に入りました。
晴れ渡り、5月としては暑い日ざしの中で、護摩壇を組上げ
その後四方の結界用基礎杭を測りながら打ち込み準備を終えました。
ところが夜大雨で心配をしましたが翌18日、護摩供当日は前日に引き続き快晴
AM10:00現地入りし、結界・祭壇・護摩壇・経机・仏具・供物・テント・その他
スタッフ含め計8名で準備を終える。
この頃から強風が吹き始める。
AM11:30、土地をお貸し頂いた運送会社様の事務所を神島剣二郎・神島千尋で
お祓いさせていただきました。




正午より、見学者が集まり始め、予定より早く受付を開始
PM1:00、見学者さま多数見守る中護摩供をはじめました。

台風の影響による強風と継続する突風により、映像では音声を拾えない中
火入れに関しては天候の様子見としてセレモニーに時間をかけ
見学に来られた方への配慮から、神島剣二郎師がお話をしながら杖術を披露し
私も本来一度の居合い予定を、違う収め型で四通りの抜刀をさせていただきました。
剣二郎先生はご自身が師範の流儀がございますので、踊り・合気道・剣術も含め
魅せる妙技が多数ありますが、  ・・・私は、何事においても習い事等一切
して参りませんでしたので、その場での応用がなかなかね(苦笑

さて、様子見のお時間の間、剣二郎先生・宗先生・私含め
見学に来られた方々それぞれと、時間の許す限り相談やお話をさせていただきました。
宗神島両師とお写真を撮る方も多数いました。
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さて肝心の護摩焚きですが、風は収まる事なくテントも数メートル飛ばしてしまうほど
吹き荒れておりました。
ご祈願をお申し込みいただいた多数の方の護摩木をお焚き上げさせていただく一心で
夕方5時30分、護摩焚き強行を決断。
強風の中、護摩壇を縮小させていただき、細木に火入れ。
本火になった所で、護摩木を投じ約600本の護摩木をお焚き上げさせていただきました。

護摩焚きに際し、大きなすのこ板を持ち護摩壇を風上から囲んで
体を張って風よけをしてくださいました。
そして、土地を提供してくれた運送会社様は、スタッフの後ろ側に大型トラックを横付けし
荷台のウイングを大きく開いて風をさえぎってくださいました。
この風よけにより、護摩の火の粉が舞い上がることなく、綺麗にゆっくりと
そして安定した護摩焚きの火をおこし、日没時のシルエットの中
赤々と燃え上がる炎が護摩木全てを燃えつくしました。

台風の余波の強風の中、護摩壇を囲んだ人たち全ての思いが一つとなり
不可能を可能にした瞬間でした。
今回お手伝いいただいたスタッフ皆様、そして運送会社さまにこの場をお借りし
本当に感謝申し上げます。

その他、写真や動画はこちらで公開しております
現在編集中もございますが随時更新してまいります



回向を終えるその瞬間まで、本当に穏やかな空間としていただいた事
神仏様に 合掌。

南無帰命頂礼本尊諸尊一切三宝