体験談V 心霊の世界
FILE 153【曰く付き】 
神社仏閣や、神仏を祀っている土地において
時折そこの主のような霊に会う事があります。
過去そこを管理していた人であったり、
その地やその場所をめぐって因縁があったり
時には持ち込まれた石仏や造形物に宿るものであったり、
建物や時には木である事もあります。
それが強い執着や恨みによる時は、
寄るだけですさまじい形相を視せたりします。

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近くで亡くなった女性のようであまり遠くまで行く事が出来ないようです。



この写真は撮る前、ちょっと躊躇しました。
なぜならば、あまりにストレートな気に包まれていたからです。
ここに思い入れが強いのか、しっかり手を合わせてから
鳥居をくぐらせていただいたのですが、空気ピリピリしてました。



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さて、そんな曰く付きの場所やその物の近くで、
そうとは知らず騒いだりふざけてのったり登ったりすれば
上腕部外側の耐え難いだるさ(筋肉疲労の極限のようなイメージ)であったり
突然ズキンズキンと来る部分的な頭痛などなら軽いです。
後は想像する通りです。
切れない木、動かせない石、触れてはならない造形物など
沢山のそれら曰く付きの様々な物や事例は全国各地にありますが
案外身近な所にもあるものです、知られていないだけで・・・と言うよりは
知られないようにしていると言うのが正確かもしれません。


成仏していない霊の中でも、生々しい姿で立ち尽くす霊がおります。
霊感の強い人はその姿をストレートに視るでしょう、そう言う場には姿をはっきり見せる
事の出来る要因もあるものです。
たとえ見えなくとも、その方向や場所を見るだけで底冷えするような鳥肌に襲われたり
そこには行きたくない近寄りたくないと言う強烈な拒否反応があったり。

まあそう言う時は素直に自分の感覚に従ったほうが無難でしょう。