体験談V 心霊の世界
FILE 124【スピリチュアル】 

人には誰にも霊的な感覚が備わっています。
本来肉体のない魂の思念や思考が
体に覆われる事で使えないと言いますか
使いにくいようになっているのですが
同時に人として生まれる時、枠に囚われる事で
人として見て聞いて覚える事が全てになっていくのです。


人は環境や教える人の思想や影響を受ける事によって
考え方も生き方も変わります
ですが誰にも共通する部分があります
誰でも一度は思った事がある認識、それが神頼みです。
神様仏さまどうか助けてくださいと思った事ございませんか?
人は追い込まれた状況の時、心で叫ぶ言葉がそれです
「本当に神がいるなら一度でいい助けてくれ」
「ご先祖様どうにかしてください」 等々
言い方はどうあれ最後に行き着く所はそこである事が殆どです。
これはどうしてでしょうか。
ある人にとってそれは「思い出させていただいている」のでしょうし、またある人は忘れていた本来の
魂の叫びでもあるでしょう。


魂の世界ではお金も地位も名誉も一切無意味でしょう
誰にも守護霊がいます、そしていつでも見守りいつも助けてくれています
(助け方は守護霊により違いますけど)
生まれてからずっと見守り時に手を差し伸べ、時にあえて何もせずその人が
その試練を乗り越える為に守護して下さっているのです。
その守護霊さまが一度でも見返りを要求した事がありますか?
もしあると言う人がいるのであれば、それは守護霊ではありません
守護霊の名をかたる未成仏です。
守護霊はその人をしっかり導く事でまた霊格をあげ輝きが増すのです。
また深い恩のある人の末裔を守護する事でその恩を返す事もあるでしょう。

欲や他を考えない利己主義は、常に訪れる選択において結果的に誤った方向に行きやすいのです。
そうならないように導いてくれているのですが、欲におぼれるほど鈍感になり
あの手この手で教えてくれている事に気が付かなくなっていくし、守護霊は守護できなくなっていくのです。
で、神頼みはどうして?ですが、時に守護霊が、時に守護陣が、時に自分の魂が
そう言うシグナルを送って思い出させてくれていると感じると
何とかなった時、思わず手を合わせて感謝の気持ちが湧き上がる意味が分かります。
そう言う状況にならないと気づかないばかりか、何とかなったとたんそれでおしまいなんて事も。

霊が見たいのに見えません、見るにはどうしたらよいですか?と聞いた方がいます
見えないのは見る必要が無いから見えないのです
それでも見たいのであれば修行なり鍛錬すればその人なりの視かたで視えるようになるかもしれません
どうしてこんなに不幸な人生なのでしょうか?と言った方がいます
今生きている事、それだけで幸せです、生まれてから今に至るまでどれだけ守護霊さまが助けてくださったか
を意識し考えた事がないだけです。
これまで感じたことが無いという方は、今の自分をとりまく世界をゆっくり考えて見るのも良いと思います
幼い頃から今に至るまで、どう成長してきたか、懐かしい思い出、泣いた出来事、楽しい思い出etc
そして今目を閉じてそれらを考えている今この場所、部屋、ここに座っていられる事にも感謝しなければと
気がつきます、そう、全てに感謝なのです。
そう言う事を意識してくると、それまで悩んでいた事がとっても小さな狭い事であるように思えてくるのです。

奇麗事と読む方もいるでしょうし、なるほどと思う方もいるでしょう、そして共感する方もいます
全て私は経験していますのではっきり言えます、必ず行いに応じた結果が出ます。
スピリチュアル・霊的な心理、根源は言葉では表現できないほど大きく深く
例えば沢山の書物を読んでも、人伝に聞いてもその人によって捉え方も感じ方もちがうでしょうから
感じるしかないのです、自分の感覚で。
霊感が無いと分からない? いいえ関係ありません
草花・大地・海・山・川・空・月・人・星座・炎、それらどこにでもそれをとりまく世界があります。
大切なのは、それらを入り口としてその向こう側にひろがり通じる世界を感じる事。
表面の綺麗さの「その奥」に魂が振動する本当の宇宙を感じてみてください。
それに触れるとそれまで経験した事のない心の底からの高揚感が湧きあがるでしょう、そして大切なものに
初めて気が付きます、本当は知っているはずの。

成仏していない先祖の影響を受けながら供養せずに悪い流れを繰り返し
絶えてしまう家が増えているように感じます。
惑わそうとする霊・陥れようとする霊・苦しさを訴える霊・死を受け入れない霊・深い恨み憎しみだけの霊
それら未成仏霊に影響を受けすぎている人が多い今日、いずれ自分が霊になる時同じ道を歩まされます。
それが悪循環となり、結果残虐な行為や犯罪が増えて行くのでしょうね。