体験談V 心霊の世界
FILE 121【緊急除霊】 
夕方除霊依頼のメールが届いた
遠方からその相談者が車で私の家に来たのはその数時間後。
遠路車を飛ばしてまで来た相談者「F」さんを一目視て驚いた 
 一人で来たが・・・まるで二人。
息苦しそうな呼吸と、搾り出すような咳をしながら座る。

それはそうだろう、まるで背後からぶら下がっているような状態なのだから。


後日 さんから来たメールをそのまま載せます(了承頂いています)
昨夜は急な依頼にもかかわらず、お世話になりました。朝、久しぶりの爽やかな目覚めでした!
約二ヶ月弱前は魘されて目が覚めたり、吐血、肩や背中の不明な重みや時には痛みまでありましたが
今では嘘のようです。成仏出来ない霊の恐ろしさを改めて知らされました・・
ほんとうにお疲れのとこ除霊、お清めして頂き感謝しております。
お不動様をおまつりしてる大切なお部屋にも入れさせて頂き、経まで上げてもらい感謝しております。
空気が違うのが感じました!!
これからもなおいっそうの供養と感謝の心からの勤めを続けていきたいと思います!
ありがとうございました
詳細は話しませんが、近い親戚の葬儀の後からそうなったらしい。
親の代からトラブルがあったようで、親戚付合いは殆ど無いに等しかったそうだが
「F」さんは小さな頃からかわいがってもらっていたそうだ。
ある日の夜苦しくなり、日に日に体調が悪化、悪夢でうなされ奥さんに起こされたり
耐え難い程の肩・背中の激痛、そしてついには吐血までしたそうだ。
すぐに病院で精密検査したが、どこにも異常がなく、元々高血圧だったが正常値であり
健康体そのものと医者にお墨付きまで頂いたそうだ。
実は疎遠になっていた為に、その親戚のおじさんが亡くなっていた事を誰も知らず
先日、人伝に聞いたのだそうだ。
そしてその葬儀と、自分の体調不良の始まりが同じであった事が分かり気付いたそうだ
「F」さんは幼いころから霊感があり、霊的な影響を感じていたのでしょう

さて「F」さんと話はじめてから、とにかく室内が騒がしくなる
私の守護陣もそうだが、「F」さん側のご先祖様も来ているらしく、
窓・室内あらゆるところで意思表示をし始める。
なぜかまるでワクワクしているかのような仕草をするまだ小さな(幼い?)霊さんまで現れる。
亡くなったそのおじさんの関係するお迎えの方々(案内人)のように感じ、「F」さんに
聞いてみると、ちょうど四十九日前後の時期に当るようだ。

お寺様にお勤めしている身であまりこう言う事は言わないほうが良いのでしょうが
四十九日と言うのは、私感では四十九日ぴったりに霊界に行く(正確にはまだ霊界ではないが)
と言う訳ではなく、その時期が来れば案内する霊がお迎えに来るようだ。
(その魂が次の段階に進む時が来たらと言う意味)
それを拒んでいるというよりまだ亡くなった事を受け入れていないと言うか
生きている時の執着や苦しみをそのまままだ感じている状態のまま。
霊感があり受けやすい「F」さんがそのまま憑かれてしまった。
いずれにしても「F」さんがそう言う状況になると言う事はFさんではなくおじさんの方に
理由があるが複雑な事情があるのでここまで。
結果同じ苦しさを「F」さんが受けその訴えの強さによる影響に加え
そのまま疑似体験している状態

「後ろから押されいて・・・今すごく苦しいです」と「F」さん
離れまいと掴んでいるようで、体が揺れ始め、そのまま後ろに(引っ張り)倒されて
しまわないか心配したが、「F」さん自身のがんばりもあり離れた。
往々にしてこう言う状態の時、聞く耳は持たない霊が多いですが、今回は
Fさん側の守護の応援もあり比較的短時間ですみました。
それと同時にそれまでいた他の霊の引き際の早い事と言ったら ・・・。
除霊のままと言う訳にはいきませんので、その後しっかり浄霊させていただきました。

帰り際楽になりました?と聞くと「スッキリです」と足取りも軽やかに
階段をおりていく「F」さんでした。
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先日呪詛のような強い念を受けている方をお祓いしました
私は本来返しはしないのですが、あまりに強いものでどうにもならず
とある方法でそれを身代わりへ移したものの、その念はすさまじく一瞬返してしまおうかとも
思いましたが、それでも返らないようにしっかり浄化致しました。

その念はあまりに強く、それを入れた器を置くと同時に、複数箇所で焚いていた香が
それに向かって、ありえない角度で曲がりました
それを見た相談者さまは「絶句」していました。

私が返さなくても因果応報行いには行いに応じた結果が廻ってきます、必ずね。