体験談V 心霊の世界
FILE 115【警告2】 

霊能の仕事に携わる時、忘れてはならない事がある
それは常に気を緩めない事。
慣れや油断は時に命取りとまでは言わないが
大きな痛手を追う事がある
おごるなかれ、侮るなかれ。




←写真については後半に書いていますが
この写真・・・逆さにして見るとすぐに分かります

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某県の山間部の相談者のお宅に行った時の話
見晴らしはすばらしいのだが、その地区へ入る細い上りのわき道に入った時からその土地を包む何とも言えない
雰囲気を感じつつ目的のお宅についた。
眼前にそびえる山々に神々しさを感じつつ、同時に今にも押し寄せて来そうな圧迫感がぬぐえなかった。
先に周辺をみさせてくださいと言い残し、家の周りを歩き出す
すぐ先の高台に建つ神社、道路沿いに多数の石仏、それにしても家々の入り口に石碑的な石彫り
そして塔のような石柱の数々。
そしてその土地と言うより地区全体を包む異常な静けさと今にも押し迫りそうな圧迫感。
この一帯を含む周辺の山々まで、凄い数の霊がいる、
その昔から相当多くの人がここで非業の死を遂げているのを感じた。
その地区へ繋がる一本道の入り口に石仏が並んでいたのを思い出した
それにしてもその威圧感は凄いものであった、戦国の世の頃の武士たちであろうがその数たるや・・・
数と言うよりそれらもののふ達が周辺の山々を一つの大きな霊気の塊にようになって包んでいると言うのが
一番近い表現である。
そしてその地は多くの人が亡くなる災害も昔から多いと聞くが、そう言う要因も大きいと思われる。
急な坂道の真中でそう感じつつふと目の前の石碑が目に入った
風化し文字も模様も分からない人の背丈より低いその石碑が妙に気になった。
石碑の向こうには墓場がありその先は山の斜面になっている
石碑の裏側を見ればそれが何か分かるかもしれないと思い歩き出す
・・・・・つい油断しました

石碑の裏を見ようと一歩足を踏み入れた瞬間でした
ドン!と胸を突く痛みに襲われ振り向くと墓場、そしてなぜ気がつかなかったのか
墓場の前に1m程の背丈で切られ朽ち果てた古い木の切り株、その切り株にありありと姿を現している霊
それ以上入るな!と言う警告を受けた。
かってに入った私も悪い、やはり手を合わせ一言伝えればよかったのだが・・・
墓場に隣接する民家のご先祖さまらしいが、その怒りは凄まじく、カビで白く変色している切り株がそのまま
その姿になっていた。
その家の問題なのでそれ以上どうこう言うつもりはないが、これだけはっきり現れるにはそれなりの理由がある
その家の方がしっかり供養される事を切に祈りながらそこを去ったが、その痛みが抜けるまでに5日を要した。
相談者の話はいずれ機会があれば書こうとおもいますが、今回複数回行わなければならない状況でした
そしてそれは土地的な影響が大きかった事は言うまでもありません。
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さてもう一つ、最初の写真の話。
逆さにしてみると一目で分かるのですが、ある集まりの場に来た男性が連れて来た霊です。
その男性が来た時から、その場所(室内)が騒がしくなりました。
その霊が動き回りラップ音を出したり、ドアを開けたりとその場にいた数名誰もが何かいる気配を察した程です。
18年12月31日午後、その男性をお祓いし霊を浄化しましたが、その男性は家系的に大きく受けている問題があり
そちらをしっかり解決(供養)しなければ行く所いく所で拾ってしまう事になるかもしれない
そんな話をした昨年暮れの出来事。