体験談V 心霊の世界
FILE 114【ワゴン車の霊】 
まずは一枚。
夏頃だったか・・・とある相談者さま宅へ行った帰り道に立ち寄った廃山寺の石仏さま
山の斜面に立派な如来様の石彫りを見つけ撮影したもの。
仏像に複数の顔が寄り添っています。
その昔、ここで色々学んだ方々なのかもしれませんね



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今回は除霊依頼で相談者さまの住む某県に向かっている道中での出来事をひとつ。
朝から運転していたので途中コンビニで甘いお茶を購入、一口飲み気分新たに本線に戻った。
標高の高い道路なので見晴らしも良く、ちょうど雪模様の天気の中のひと時の晴れ間がのぞいた
信号待ちで止まると、向かい側でもワゴンが止まった。

大きなワゴン車で、右に曲がる私と同じ方向の左にウインカーを出していた。
青に変わり、ワゴン車がすこしゆっくりだったので先に行こうと思うとワゴン車も加速したので譲る。
しばらく上り車線で白いワゴン車はすこしゆっくりした感じで上っているので、私も後ろから同じ速度で走る。
すぐにまた信号で止まった、  ・・・・・3人乗っている事をその時知った。
いや正確には運転している男性と助手席の女性だけなのだが、もう一人いたのです。
どこにいたのかと言うと、助手席の女性のひざの上!

「おいおい・・・・・大丈夫か?」と内心思いつつ、ワゴンの助手席の大きなドアミラーを何となく見ると
真っ白い顔の霊がミラー越しにこちらをジーッと見つめている。
こちらを覗いている霊の隙間には助手席の女性の腕が写っていた。
霊は自分に気が付く相手がすぐに分かる、その霊は私が浄霊をする事まで分かっているようで
睨みながら様子を伺っているという感じであった。
その態度からかなりの恨みか深い嫉妬がありありと伝わる。
別にどうするつもりもなかったが、あまりに存在感が強いのでついつい興味本位と言ったら失礼だが
同じ方向と言う事もあり、青になったあとも後ろを走りながら様子を見ていた。
若いカップルのようだが、間に入ったり双方に重なったりと落ち着きの無い霊である。
信号待ちのたびに向こうも気になるのか窓やミラー全面に顔を覗かせてこちらを睨んでいる

これは写真でも撮ればそのまま写るな・・・・と無意識にバッグからデジカメを取り出したが
止まっている時に後ろからおもむろにカメラを向けワゴンの運転手や周りから変質者と思われるのも
困るので走り始めた後、ハンドルの上から前のワゴン車を一応撮影した
そんな状態であっても撮れるときは撮れるもので。


リアウインドウ左側、遠いながらもガラスにピッタリ胸から上、顔まで一応確認できます

※TFTで編集していますので、モニター環境により確認できない事も御座います事ご了承ください

まるで普通に人がいるような存在感です。
ちなみに最初に書いた通り、乗っている人は運転手と助手席の2人だけ
後ろのシートには誰も乗っていません、荷物も一切ありませんでした。
小さいのでわかりにくいかもしれませんがリアウインドウに人が乗っているように上半身を見せています。
乗っている2人は気が付いていないのですが、これだけはっきり存在を出している影響は大きいはずです。
それが証拠にこのワゴン、急にスピード出してみたりフラフラしたり、赤信号で交差点の真中辺りで止まったりと。
この後違う方向に曲がって行った。
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先日多数の石仏がカラースプレーで悪戯塗りされたというニュースを見ました。
神仏さまにこんな事しをして・・・と誰もが思うでしょうが、上記写真を見れば分かると思いますが
神仏さまのまえに、そこにいた霊の怒りのほうが怖いかもしれませんね。