体験談V 心霊の世界
FILE 111【岐路】 
先日いただいたメールです

今、この気持ちを伝えたくて、伝えたくてたまらずメール致しました! 初めて上田でお会いした時に、「流されないように」と言うお言葉を受けました。その真意がこの度はっきりと分かり、流されてしまっていた自分をHIROさんに、すくい上げて頂きました。ついこの間までの私ときたら、朝晩の勤行もしなくなり、御本尊様の前に座っても三べん題目で手を合わせるだけの毎日でした。 朝晩の勤行をし、お題目をあげるようになってからの私は、御本尊様の前に座って手を合わせて祈る事の出来る幸福を身体一杯に感じています。 今迄の信心は義務でした。今は、自らの意志で強い祈りの気持ちが芽生えました!不思議と種々の御祈念の時に願うのは、自身の願い事より、近しい人々の幸福なのです。 自分は業の深い人間なので、自身の宿命転換はその事によって成就されるような気がするのです。 又、HIROさんに色々なお仏像を見ると、きっと何か心ひかれるものが出て来ると言われた通り、11月号の芸術新潮の日本の仏像の特集号を手にしてびっくり!あんなに自分で違和感のあったお仏像に心動かされている自分がいました。 特に奈良融念寺の地蔵菩薩は本当に心ひかれ、思わず手を合わせてしまいました。十一面観音にも心ひかれました。 今、とても不思議な気持ちです。くやしいほどにHIROさんに言われた事が全て一つになりました。何よりも私の信仰心を突き動かし、不動のものにして頂きました。柳澤さんに感謝すると共に、お不動様にも感謝の気持ちで一杯です。 まだまだ書きたいこと一杯ですが今日はこれで。本当にたくさん、たくさん数えきれないほど、ありがとうございました。   
私は浄除霊等で出向く時は浄霊師(僧)として参ります(私服ではなく袈裟もかけてまいります)
特定宗教や宗派を勧める事も否定する事もまして勧誘等する事も一切ございません
文章中の勤行と言うお話は、相談者さま個人の信仰でございます
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ご依頼を受けて沢山の方とお会いさせていただく中で
とても信心深い方とお会いする事があります。

このメールの方もそう言う方の一人でした。
今回なぜこのメールを出したかと言いますと、もちろん当人さまの承諾を得ていますが
とても大切な事が書かれているからです。

自身のことではなくて人の為に手を合わせる事は簡単なようでそう出来る事ではありません
この方はそれが出来る人なのです、それは凄いことだと思います。
そして実はそれが所願成就の一番の近道でもあるのです。
こう言う言い方はあまり良くないかもしれませんが
人の幸せを願える人の願いは叶いやすいのです。
宝くじがあたりますようにとかあれやこれと欲しい物が手に入るようにとか目に浮かぶ物欲の事ではないですよ!
この方には私もお会いできた事感謝しているのです
すでに高い意識を持たれていて、動じないその姿は見ていて気持ちの良いものです

その人が信じている事であればそれはそのままで良いと思いますし
その家の昔からの宗派があればそれで供養するのが一番よいのです
先祖供養と言う言葉を多く使いますが、供養していればそれで良いと言うわけでもありませんし
しないから良くない事があると言う事でもありません。
原因が先祖にある場合もあるでしょうが、すべてそれが原因と言う事ではなく
感謝する気持ちの基本が「先祖供養」にあると考えるとわかりやすいかもしれません。
メール送信者さまはご自分の信ずる信仰がありますしそれはその方の信ずる道ですので
揺らぐ事無く行けば良いのです。
ご先祖供養させていただく事由がある際はそぐわぬようさせていただいております。


今回のメールで書く決意をしたある大きな出来事のお話をします
もちろんご本人及びご家族の快諾を得ています
(プライベートな内容がありますので状況設定は変えてあります)

ある年の春も近くなり暖かい陽気に包まれ始めた頃の事
自宅から風景写真を撮っていました
東西南北何となく数枚撮っていたのですが、PCに取り込んでみると
一枚だけ赤いモヤが写真の右側を上下に覆っていました。
嫌な予感がするな・・・と思い妻にもその旨話をしておりました。
その日の午後メールが来ました
「●●さんのおかあさん事故にあったようです、新聞にも出てます」と。
(●●さんは事故にあわれたお母様の息子)
すぐに●●さんの携帯に確認を入れると今病院とのこと。
写真を思い出しました、そのモヤの方向のすぐ先が現場であり、その先が病院でした。

横断歩道上でのおかあさまには非のない貰い事故。

頭蓋骨陥没意識不明、前頭葉損傷で人口呼吸により生存と言う状態
大変危険な状態で2、3日が山とお医者さまの話があったと連絡をもらった。
どうにも気持ちが治まらず病院に行く
病院の外で●●さんと合い「まずは命だ」と男2人涙をこらえた。
毎朝毎晩これほど人の為に手を合わせた事はないと言うほどせつにせつに呼びかけ祈りました。

師・神島さんと宗さんにもお話をするとすぐにお祈りさせて頂きますと力強い返信
信頼できる友人(聖天さまご本尊)にもお話をさせていただくと
出来る限りの事はさせて頂きますとの言葉に感謝。
友人知人関係者の集まりも含め全ての行事等自粛
神島さんから「満月に向かう流れですのでパワーを取り入れるには良いタイミング」の話に
夜は屋上にて来る日も来る日も呼びかけ触れて感謝して。
2,3日と言われていたのが一週間に変わったが、助かっても重い障害は免れないとの話になった。
ご家族はとにかく助かってくれればそれで良いといつも話しておりました。
朝の勤行の前、本堂にて住職にも伝えご祈祷も勤行の中でしながら、
一ヶ月後意識が戻ったとの嬉しい連絡を受ける
診断は全治6ヶ月、頭蓋骨をはずしたままの状態が長かった
人格の変貌・麻痺障害・節食障害・高次脳障害等、様々な家族にはつらい話が出るなか
半年の長い入院を経ておかあさまは退院しました。

自ら歩き、自分で食事を作り、普通に会話をし、つまり生活するにはなんら不便の無い
まさに奇跡の回復をしたのです。
お医者さまも「奇跡としか言いようがない」と話しているそうです。

もちろん走ったり転んだりすると危ないのでまだ2,3年はゆっくりとしたリズムの生活ですが
ずっとゆっくりのんびり行ってほしいと思っています。

「サイトを見て同じ事で希望や勇気ずけられれば」   おかあさま本人の言葉です。

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〜追記〜
冒頭のメール送信者さまから一ヶ月後に再度メールがきました

HIRO様
信じられない事が、次々に起っています。ひとつは・・・(
個人的な内容が含まれていますので略)、 そして今日、以前お祓いをして頂いてから、私の持病が良くなった事はお話しましたが、実は二年前にリュウマチと診断され、左足の痛みから、お仏壇の前に正座する事もままならないほどでした。それが今日○病院に定期検診に行く日でした。血液検査、レントゲンの検査の結果を見て主治医の先生が、「二年間治療してきてここ最近の検査結果からみて、もうリュウマチとは言えないね」との事、リュウマチという病気は糖尿病と一緒で完治は出来ない病気と聞いていたので、私もびっくりでしたが、主治医の先生が、いちばん驚いていらっしゃいました。もう何と言ったらいいのかわかりません。信じられない幸運な出来事が次から次へと起こるのです!HIROさんに、お不動様に、そして一途に祈ってきた御本尊様に、ただただ感謝の一言です。心より感謝のお題目を送らせて頂きます。     合掌

こちらこそ感謝です                                         合掌