MZ second  
FILE 45【水滴】
喉が渇けば水を飲む・・・当たり前の事

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以前部屋に水槽を置いていた
グッピーやネオンテトラをはじめディスカスまで相性に関係なく
ブームの魚をただ入れていた
以前の話を読んだ方は知っていると思いますがある日の夕方突然全滅した。
そしてその後その水槽には魚を入れずそのままろ過ポンプで巡回
させているだけにしていた・・・日のあたらない北側で。

人が水を飲むように霊も水を欲する
実際飲む訳では勿論ないが気持ちの中で飲んだと認識する事により
気持ちが満たされるのだろう(どんなに飲んだつもりでも満たされない霊もいる)
お墓参りで墓石に水をかけたり、なくなった方の好きだった飲み物を
供養にお供えしたりするのはよく見かける
それ以外にもあるが話せない事情もあるのでこれ以上は説明しない

部屋の水槽の水だが、魚がいなくなってから餌を入れなくなったので
以前より水の汚れが無いだろうと思っていた
水草だけなので「蛍光灯(光合成)とたまに二酸化炭素を入れればいいや」位に
考えていたのだが以前にも増して濁るような気がした
勿論ガラスの表面のコケではなく水その物の汚れである
そのくせ ろ過のフィルターはまったく汚れていない
数日に一回のペースで水を替えなければいけないほどだった
時を同じくある現象が現れるようになった
パソコンに向かっている時突然腕に一粒の水滴が落ちた、ポタッ と。
左腕にしたたったその水滴を見てそのままその真上を見上げた
階段の下のパソコンスペースなので上は階段の斜め天井
水を使っている所は無い
 なんだ?・・・
不思議に思いながらもその時はそのまま又パソコンに向かった
翌日仕事の合間に裏口でタバコを吸っていた
そして顔にポタッとまた水滴
勿論天井を見上げたがそこも水を使っている所では無い
翌日も顔に、そして翌日も腕に水滴が落ちてきた
全て室内での出来事である
そして気がついた、しばらく水槽の水を換えていなかった事を
水槽の水はかなり濁っており見るに耐えなかった
魚がいなくなった時点で水槽を撤去していれば良かったのだが
・・・水のみ場と化してしまっていたのだ
早く濁るのもそのせいであった
塩で清め即撤去した
それと同時にその現象は無くなった。


[戻る]