MZ second  
FILE 29【念】
 人の思いや考えと言うのは頭の中で描いている物
 しかしそれは肉体に宿る魂(幽体)の念として常に発せられていると認識したら・・・
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リンクさせて頂いている神島剣二郎さんの浄霊記や宗優子さんの御霊伝を読むと人の持つ「念」の
強さ怖さが良く分かる
過去ミステリーゾ〜ンにも念については何度か触れたが、本当の所「念」とはどういうものなのか
証明するのは難しい
何故なら感じる(視える)人でなければ 普通目には見えないし、それを証明する事も事実上不可能で
あるからだ。
「ほら、これが念です」と物理的に説明できる物ではない
体験した人や、経験からそうなのであろうと判断するしかない
しかし一方、気の持ちようや偶然・そして暗示と言った解釈ができうる事もまた
なおさら説明しにくい要素の一つであることも事実。
人の思っていることや考えている事と言うのは常に念として発しているのだと私は考える

「そう言えばあの人どうしてるかな?」と考える
相手はその念を受け ふと思い出したように「あっ・・そういえばあの人どうしてるかな?」となる場合も
あるだろうし、まったく気が付かない場合もある(むしろ気が付かない事のほうが多い)
「早く元気になればいいな・・」と本気で心配している人の念は受けた側は気が付かずとも
その人に対しては自然と心が打ち解けるはずである

陰陽ではないが表には必ず裏がある、良い感情があればそうでない感情もある
嫉妬や恨み憎しみと言う感情はとても力が強い

とある家の財産を狙い、親戚があの手この手でその家の息子に言い寄り
田畑を手に入れた。
息子はわずかな金で都会に行き成功を夢見た
しかし結果は初めから見えていた、頭は良かったが社会を知らなすぎた。
そして帰った田舎には何も残っていなかった・・・
田畑を手に入れた人はそれを高く売り自分の財産を潤した
奪われた家のおばあさんは相手をとても恨み、事あるごとにその恨みを子供にも話して聞かせていた
その後その親戚は不幸が続き、事業もことごとく失敗・・・そして莫大な借金だけが残った

人を騙すような事をしたバチがあたったと言う人がいる
悪い行いをすれば当然報いがくると言う人がいる
ところが・・・

騙されたはずの家もまた不幸が続いたのである

呪いという言葉は好きではないが、相手に悪い念がとんだとき同時に返りがあると覚悟すべきである。
無意識であれ、苦々しく思った相手への憎悪や憎しみは形になりやすい
形は様々だが、ミスをしたりつまずいたり些細ではあるが怪我をしたり、中には大事になる事も・・・
同時にそれは自分に大きく返ってくる、これは間違いない。

呪いを請け負う人がいると聞く
やり方は様々だが、請け負う人はそのリスクを負わねばならない
時に命を落とす事もあるからだ
呪いをかけた相手にその呪いをそのまま返す呪詛返しもまた命がけなのである。

怖い怖い
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