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FILE 22【人体発火現象】
7月10日フジTV[奇跡体験アンビリバボー]で「ある日突然・・炎上する人間」と題し
人体自然発火現象を取り上げた。
番組の中でいくつかの事例を上げ、検証と原因に迫った。

事例1:2003年2月、アレクセイ・ルスナック(85歳)
     暖炉の前で椅子に座っていた彼の頭は、娘が少し目を離した間に
     焼けてオレンジくらいの塊になっていた。
事例2:1951年7月、フロリダ州で一人暮らしをしていたメアリー・リーサー夫人(67歳)
     睡眠薬を飲みソファーで横たわった状態で足の一部だけが残り
     他は焼けこげて80キロあった体重がわずか5.5kgの灰になっていた
事例3:1966年・ペンシルバニア州 ジョン・ベントレー医師(93歳)
     右足のすねから下を残して骨まで灰となっていたのだ
事例4:1964年11月8日・ペンシルバニア州 ヘレン・コンウェー(51歳)
     孫娘が頼まれた買い物から帰ってくると、祖母のは、両足のひざから
     下を残して焼き尽くされていたのだ
     コンウェー夫人は、わずか20分ほどで灰になっていた
そしてアンビリバボーではこれらに共通する3つの謎をあげ検証した
謎1・出火原因が不明
謎2・人体と、それに触れていた場所以外は、ほとんど燃えていない
謎3・骨まで焼き尽くされている
これらの3つについて、いくつかの可能性を出した
サンフランシスコ在住の火災研究の権威、ジョン・デハン氏の見解
リーサー婦人の場合
「人体以外が燃えなかったのは現場が密閉されていたために、酸素量が低下し火が
 弱まる事で説明できる。また、くすぶった火で体脂肪が脂となり、衣服の繊維などに
 しみこんで燃焼が継続する事で骨まで焼き尽くす事が考えられる」(人体ろうそく化現象)
確かに素人の私でも十分理解できる説明であるし実際豚での実験映像を見てもくすぶる
様子が良く分かった。
番組では触れなかったが足だけ残るのは、スカートやズボンのめくれで出た部分が
人体ロウソク化を起さなかったのだろうと推測できる
しかし、骨まで焼く尽くすにはかなりの時間を要するのではないか?
リーサー婦人は夜息子に電話し、発見されたのは翌朝8時なので一晩中燃えていたとすれば
確かに説明がつくが
事例1の椅子に座ったままちょっと目を離したすきに頭部のみ焼き尽くしたアレクセイ氏
事例4の頼まれた買い物に孫娘が行った20分間で灰になったヘレン婦人の事例に当てはめる
には無理がある。
さらにアレクセイ氏の場合、ロウソク化に必要な繊維が無いにもかかわらず頭部のみであり
それ以外は焦げずにそのままの状態なのである
頭部のみの燃焼にくすぶる程 酸素量が低下するとは考えられないし
現に目の前の暖炉の火は燃えていた事を考えると別の要因がある事は明らかである
番組では出火原因について水を入れたペットボトルや静電気・違法無線の強力電波による
電気機器の誤作動等をあげ実際に検証し発火する可能性を示した上で、科学的に説明が
つかない事例を新たに上げる
事例5:1982年9月・ジーン・サフィン(61歳)-イギリス-
     妹夫婦の目の前で突然口から火を噴き、頭部が炎上(8日後死亡)
事例6:1989年5月、ハンガリー・プダペスト郊外
     ある夫婦が車を駐車場に停め、夫が車の外に出ると丸い光の玉が現れ突然体内に
     吸い込まれたかと思うと苦しみだした、夫は即死状態だった
     外傷はなかったのだが体内がすべて焼けこげていた
事例7:1987年ハンガリー・ベケチ
     丸い光の玉が現れ、夫婦が家の窓から見ていた時突然大きな光になって爆発
     屋根の瓦は吹き飛ばされ、室内も大破!テレビが爆発した
事例5は別にして、光の玉は「球電現象」だとロンドン・ケント大学の電子物理学者
「ロジャー・ジェニソン教授」の見解が出る、教授によると、
落雷等の放電現象で空気中に大量に放出された電子が、強力なエネルギーを
持つ電磁波の塊(球状になって集まった状態)になったものだそうだ。
また一説には、落雷による影響で地中に含まれている金属のケイ素が一瞬に蒸発し
微粒子となって大量に空中に放出された際、集まりあいながら燃焼し、熱を帯びながら
火の玉のような球体を形作る場合もあるがまだ完全に解明はされていないと付け加わる。
番組を見ていて気が付いた事がある・・・「外傷が無く、中だけが焼ける事」
最初に思い出したのは file-No2【プラズマ】である
プラズマに書いた内容はかなり誇張しているが、ロジャー・ジェニソン教授の説を人為的に
発生させる為組まれたプロジェクトであり、兵器として応用できる所まで来ているという。
事例6だが、夫婦で光の玉を目撃、妻の見ている前で光の玉は夫の体に吸い込まれ即死
つまり外から入ったにも関わらず外傷が無い。
ケイ素の微粒子が燃焼し熱を帯びながら火の玉になったものなら体に当たった瞬間、衣服や
表皮が焼けるはずであり少なくとも多少の赤みや焼けど等外傷が残るのではないか?
素通りすると言う事は、やはり電磁波である可能性が高いと思われる。
電子レンジもそうだが、通過交差する際熱を持つが器やお皿を焦がす事は無い。
ところが金属部室があると火花を散らす
同じ現象が自然界で起これば、例えば家の外壁や金属部分にふれ弾ければかなりの
威力になり爆発したように感じられる事もあるのではと思う。
話がずれるが、当時オウム真理教が車を金属の網で覆っていた理由はこれにある
電磁波による攻撃や暗殺を防ぐ為、ベンツの内部を全て網で覆っていた映像を見た人も多いだろう。
さらに電磁波で殺した人を灰になるまで焼き尽くし湖にまいたとされる
実は私も一度何らかの原因で発生したと思われるプラズマを見たことがある。
長野の運動公園の駐車場で夜、友人と3人缶ジュースを飲みながら休憩していた時
車の目の前で、地上3メートル程の空中に突然ソフトボール程の大きさの光の玉が現れ
一瞬にカーブを描きながら下に向かい消えたのをフロントガラス越しに目撃した
もちろん同乗者も見た。
あまりに一瞬の事で残像がしばらく目に残っていた
その明るさは暗闇でストロボをたかれた位のイメージで車内が一瞬照らし出されたほどで
あったのを記憶している。
これらの事を元に私なりのある推測を立てて見る
盗聴発見器や広域帯の無線機をお持ちの方なら知っていると思いますが、無線交信の電波や
盗聴電波の他に、規則正しい・もしくは不定期ではあるが常に出ている発信元不明の強力な雑音
やブー音等が非常に多い。
電子機器や電化製品からも電磁波や多少の電波は出る、また、安全の為信号音を出す物や
航空機等はビーコンを出している
また、工場等で巨大な機械などを24時間運行してればかなりの電磁波が出ているだろう。
違法無線と呼ばれる物でも、電離層を突き抜けるほどの強力なブースターを狭い空間で
かけている場合(トラックなど)、電子レンジと同様の現象が起きると言う
脱毛や目の沸騰と言った現象を体験した友人もいる。
証明はされていないが、高圧電線付近に住む人の脳腫瘍発生率は他に比べずば抜けて高いのは事実。
また、高圧電線の下では咲く時期ではない花が咲いたり、農作物に被害が出ると言う。
そんな環境を考えると、人間は目には見えないが 何処にいても電波や電磁波の中に24時間
接している事になる。
かなり低い確率ではあるが、反射や増幅するさせる形状の地理や建造物があり
それら複数の強力な電波や電磁波が偶然そこで交差した場合莫大なエネルギーの塊が発生する事が
あるのではないだろうか?
目撃された光の玉がプラズマだとして白く輝いていると言う事は、温度が高い事を意味する
青白い場合は3000度以上と思われる
マイクロウェーブや強力な電磁波同士が交差すると、交差した所のみプラズマが現れるのである
事例1のアレクセイ氏だが、椅子に座ってくつろいでいた時、考えられない程低い確率で交差した所が
彼の頭部だったとしたら、彼は動く間もなく一瞬で数千度のカプセルに頭を包まれたと同じ状態になり
数分もかからず頭部は消滅してしまうだろう
逆に低い電磁波同士が交差した時は、目に見えないほどのプラズマも発生すると言う
温度も低いが十分燃焼させる温度はある
同様に低い確率でそれが体の中で交差した時は即死する事は無く、当然もがき苦しむ事になる
気管でくすぶった場合酸素は欠乏する、そこに息をして酸素が入ればバックドラフト現象を起し
口から炎を上げる・・・事例5
科学の知識のある人なら、鼻で笑うかもしれないがこれら人体発火現象が解明されていない以上
これも一つの仮説である事に違いはない。

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