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FILE 17【リング】
映画リングの貞子には実在のモデルがいたのは有名な話。
明治43年、東大心理学部教授・福来友吉博士が新しいエネルギーの存在を発表した
その時の実験に協力した3人の女性がそのモデルであるとされている。
その第一人者が四国に住んでいた長尾郁子である
彼女は透視と念写が出来たがため一躍脚光を浴びる
肯定派・否定派・各界関係者の集まる中、明治44年1月4日彼女の実家で実験が行われ
「川」の字の念写に成功
しかし面子を潰された否定派の企みのもと1月8日に行われた2回目の実験でその企みを
透視により見抜いたことが引き金になり否定派は一斉にインチキだったと書き立てた
そのため世間から轟々たる非難を受け郁子はストレスに耐えられず亡くなってしまう。
これがリングのモデルになった話であるがこれは有名な話なので別の事例をひとつ・・・

時を同じく明治にもう一人存在した女性がいた。
長南年恵(ながなみとしえ)、彼女は霊能力を持っていたと言われている
空きビンに 念の力で空中から「一瞬で水をいっぱい」に引き寄せる事ができた
しかもその水は病に効き、毎日重病患者がその水を求めて押し寄せていたと言う
しかし当時の警察は詐欺として彼女を逮捕監禁してしまった
そして当時の神戸地方裁判所で裁判にかけた
前代未聞の裁判に裁判所も戸惑ったと言うが実際に行えば分かることと
空きビンを用意させ、神戸地裁裁判長自身の手で栓をした。
その数なんと50本!
そして大勢が見守る中、長南年恵が念を込め始めた
それはあっという間の出来事だったという
50本全て水でいっぱいにしてまったのだ!
揺るがしようのない事実にそのまま無罪が言い渡された。
この記録は神戸地方裁判所に今も残っているのである。



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