MZ second FILE 15【幽体離脱 U】 |
人は生まれるときに魂が肉体に宿ると言う 入るということは・・・ つまり出ることも出来る。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「超常現象・幽霊・UFO・UMA etc,人間は自分が見たもの体験したことはもちろん 信じるがその類の言葉を見聞きしただけで否定する人も多くいる それもまた間違いではない なぜなら それら超常現象は完全に解明されてはいないし それら超常現象を完全に証明もできてはいないからである] と言う事を前置きしておく」 ご存知の方も多いこの現象、初代ミステリーゾーン -第15話-[幽体離脱]で 一度触れている これを科学的に証明しようとした実例をそこで紹介した。 潜在的にこれを体験または無意識に実行してるパターンも多く、 気がついていない場合が多いのではないか。 私は幽体離脱が訓練により自由に出来るようになると言うことを本で読み 中学の頃、一生懸命練習した覚えがある -第15話-で触れているのでここでは詳細を省くが、 毎日寝る前一生懸命努力したのを覚えている 私には姉が一人いる 彼女は小さな頃から幽霊やUFOをあまり信じておらず、 興味深々な私がそう言う話を持ち出しても「そんなのいないよ」と 簡単にあしらわれたものだ。 当時TVで「ノストラダムスの大予言」の特集があり信じてしまった私が 一生懸命母と姉に説明したが「ふ〜ん」の一言であしらわれた時 「何でわからないんだこの人たちは・・・、その時になって慌てても遅いんだぞ」と マジで考えていたものだ。 超常現象の本を読んでいた私は幽体離脱の記事を読んで これなら出来ると練習し始めた そんなある日、どうせまた信じてはもらえないだろうと思いながら 高校から帰って来た姉にその話をした 返ってきた答えは 「それなら私しょっちゅうあるよ」 「 うそっ! 」 「ほんとっ」 思ってもいなかった答えに興奮したのを覚えている その頃はまだ完全ではなかったようで、体は動かず寝ているようなのだが 部屋を自由に見渡したりと そんな感じであったようだ。 その後姉は大学に行き家から出たのでそんな話もしなくなった いつからか私は不定期ではあるが無意識に幽体離脱と思わしき浮遊を何度か経験した 私の場合ウトウトし始めた時や、明け方目が覚めてもう一度寝ようとウトウトしている時に 突然グワッ!と浮き上がり一度とまる その後 天井をつきぬけ雲の上まで一気に上がる そこで浮遊、もしくは飛行しながら地平線の向こうから上がる朝日を見たこともある とにかく体から出る時はほんとに気持ちが良いのである。 あの話から19年、最近その話が出た なんとその後 姉は幽体離脱時を自由にコントロールできるようになったと言う 当時私が話した離脱後、意識を集中させると壁や天井を通り抜ける事が 出来るんだよと言う言葉を実行してみたのだという すると実際に壁を通過し外にでたり飛んだり出来るようになったという これを証明するのは難しい 事実私もそうだがとてもリアルではあるが夢という可能性を否定出来ないからである。 それを証明するために-第15話-の実験をした人がいるのだが自分でそれをやってみれば はっきりするのかもしれない。 例えば幽体離脱してそのまま知り合いの家などに行き様子を見る 翌日その人に 前日見たことを確認してみるとか・・・ プライバシーの問題もあるから難しいが。 姉が言うには、進んだりターンするときはちょっとコツがいるらしい 「よいしょっ!」と水中で動いている感じに似ているという 私の場合はちょっと違って、浮いていく時は凄いスピードで何か引っ張られているような感じ そこで止まっているときは、フワフワ無重力の中のようにである。 姉の場合、今この状態で「抜けろ」と思って抜けれるらしいが私の場合はそれは出来ない。 姉が言った「幽体離脱できる時って、かなり疲れているときなのよね」 そういえば確かに私の場合もそうだったような気がする 「極度のストレスが溜まって来たときの心の防衛反応で起こるんじゃないかと思う」と姉は言う 確かにその時の快感と言うか開放感は半端ではなかった。 空間に浮き自由に飛び回り障害物をすり抜けて思うままに行動する。 肉体と言う重力に縛られた障害物を脱ぎ捨てた魂には、物や欲求と言う欲がなく 家・家族・病気・悩み・人間関係・金・見栄それら全てのストレスから解き放たれた存在感 見るもの聞くものをそのままに感じる、よこしまな考えすら持たない感覚は心に安らぎしか 与えないのかもしれない つまり究極の癒しである。 夢は多分誰でも夢だとわかるし記憶に残ることが少ないが幽体離脱の場合、 夢とはまったく違い現実としか思えないほどリアルでいつまでも忘れない。 あなたにもあるのでは? あれは夢だったのだろうかと思うようなリアルな記憶が・・・・ [戻る] |