-第34話- 【存在(前編)】

ミステリーゾーンをはじめて7ヶ月以上
過去のいろいろな体験や不思議な出来事など、書いてきました
そのせいなのか 最近、私の身辺にちょっとした変化があります
以前は気配を感じる事が主だったのですが、最近頻繁に目で見るように
なった事と、  2才になる娘が・・・
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第1話でも書いたが、最近また家で頻繁に起こるようになってきた
寝ようとすると決まって寝室のエアコン付近で木の折れるような音がする
その場所は、私が頻繁に見る発光現象が起こるところであり
何かが動いているように見える事もある
とにかくものすごい気配を感じるところであり、考えてみれば 第2話の
鈴の音は、2話では説明を省いたが 実は東の壁から始まり西の壁に
消えていったのだが、気配・発光・ラップ音 ほとんどがこのエアコン付近
つまり、東側に多く集中している
6月23日のこと、その日も店内で編集していた
集中していて気がついたらpm11:30を回っていてそろそろやめようか
と 思っていた時突然 「パキっ」 と言う音が店内に響き ”びくっ” とした
その音はやはり東側のお客さんの待合近辺・・・
そ〜っと そちらを見てみたが変化はない
しかし、いや〜な気配
「何もない 何もない」  そう心の中で言い聞かせながら  しかし
目で確認しないと納得できず、客待ちまで見に行った
「ほら、何も居ないじゃん」  少し安心
またレジ裏のパソコンに向かい編集の続きをはじめたが、一度芽生えた
恐怖心は消えることは無く、編集しながら頭の片隅で「あの音は・・・」と・・
直後、店内の窓のブラインドを指でなぞる様な音 
      「 ガララララ 」  
 体が固まった  さすがに恐怖で見れなかった
何か・・・  誰か居る
「もうやめよう、早く2階に行こう まず電源落とさなきゃ はやく はやく」
  こう言うときに限って フリーズ!
「うわ、最悪   勘弁してくれ〜」  心の中で叫んでいた
「いや、怖がるとダメだ、気持ちで負けちゃいけない!」
そう思い直し強気に強気に勤めた
「ふざけるなよ! 来るなら来い!」
それがいけなかった
なんと背中を  [ ツン ツン ]  突付かれた (たぶん人差し指で)
   全身 寒気と鳥肌
そして私の後ろの壁の上にある換気扇から”ぼそぼそ”早口で男の声が!
小声でテープレコーダーを少し早送りしているような感じの一定のリズム
何を言ってるのか分からないがはっきり声は聞こえる!!
 頭の中は真っ白状態  
後は逃げるのみ  フリーズしたパソコンはそのまま放棄
      2階に緊急非難
まさか、直接触れてくるとは思わなかった
第8話の体験でも触れられていたが、自分ではっきり触られた感覚が
分かったのはこれが初めてだ。
何ともいえない感覚、やわらかい様で実態がない しかしはっきり分かる
表現できるとすればティッシュを固く丸めて突付く感じであろうか・・・
しかしこれではっきりした
間違いなく居ることが・・・
だが、これで終わりではなかった
その何かは、今度は私ではなく 娘に・・・
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後編に続く

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