-第22話- 【 目撃者 】
余りに突然の劇的な変化を人間は拒否する傾向がある
そのため、アメリカ合衆国は隠し切れなくなった機密を
映画と言う形で少しずつ公表し
人類に抵抗力をつけさせていると言う
確かに最近のSFは最終的には、人類のルーツにたどり着くものが
多いような・・
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あの大きさと迫力ははっきり覚えているのに
前後の記憶が余り無いのはなぜだろう
覚えていることだけをちょっと書いてみる
今思い出してもそのシーンだけが浮かんでくるだけで
まるで夢のようなしかしそこにいた大勢の人たちは実在したわけで・・・
長野市吉田の運動公園、その近くのセブンイレブンでアルバイトを
していた時期があった
たぶんバイトが始まる前の夕方、セピア色の晴れた空の下
暇を持て余していたのかどうか、その辺りをあてもなく車で
走っていたのだと思う
公園から直進、ラーメン屋(今もあるかはわからない)を過ぎたあたりで
何か上にあるのに気がついた
フロントガラスを覗き込んで見るとはるか上空なのに
半端じゃなくでかい球体がものすごい煙に包まれ、尾をひきながら
車の進行方向と同じ向きで飛んでいる と言うか流れているというか・・・
どのくらいの大きさだ、と言われても比較のしようがないが
すくなくともよく飛んでいる飛行機の大きさから見れば数倍以上はあるだろう
隕石か?、ともおもったがあれだけの物が落ちれば
少なくともクレーターの1つや2つ出来ていたであろうし
その爆発はかなりの被害を出したはず
映画「インデ ペンデンス デイ」の ”それ” が濃い煙から出てきた
イメージとすればあんな感じで、燃えながら煙を出して飛んでいるような
しかも本体はしっかり見えている
球体で つるつる ではなく ごつごつ した感じで
雲を掻き分けながら、わりとゆっくり飛んでいった・・・
かなりの交通量で、ほとんどの人が気がつき
止まってみんな見ていました
しかし、覚えているのはその瞬間だけで、あとは
まったく思い出せません
後日、TVのニュースで煙を吐きながら飛んでいる物体を
8ミリで撮影した映像がながれ、隕石か飛行機の墜落か?と
話題になっていたのを見て  あっ 同じだ と感じました
あれはかなり遠くをズームで捉えた映像だったが
スピードや煙の尾の引き方は同じ物でした
専門家は 「夕日で飛行機の排気がそう見えたのでは?」と
言っていましたが、決して航空機ではありませんでした
しかし、あんな大きな ”物” が 落ちた形跡がないのであれば
その後 何処に行ったのか ・・・・    ?
あの日 あれを見た人はかなりいるはず
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UFOや ましてや宇宙人なんてと否定する人もいる
それはそれでいいと思う
ただ否定している人もまた宇宙人であることにかわりはない
スペースシャトル、人工衛星、火星探査機、
 はた からみればそれはきっと UFO なんだろう
そう考えれば なんの不思議もない
そんな気になってくる

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